(03/04)
母国イギリスに続いてアメリカでも全米チャート初登場1位は確実と大ヒットが目されていたアデル(Adele)のニューアルバム“21”だが、そのアメリカでも予想を超える売れ行きを見せている。
英シンガー・ソングライターのアデルの新作“21”は、北米では先月の2月22日に発売になったばかり。2月27日までで27万5000枚から30万枚のビッグセールスが予想され全米アルバム・チャート初登場1位は間違いなしと先週報じられていたが、ニールセン・サウンドスキャンの発表によると実際には35万枚を越えたという。これは昨年11月28日付けのカニエ・ウェスト(Kanye West)“My Beautiful Dark Twisted Fantasy”の49万6000枚、ニッキー・ミナージュ(Nicki Minaj)“Pink Friday”の37万5000枚に次ぐ記録で、もちろん2011年では発売初週セールス最多となる。これで“21”は11ヵ国目のアルバム・チャート第一位を獲得したことになる。
なお1月21日に発売していた本国イギリスでは初登場から5週連続でアルバム・チャート1位を独占、中間集計によると6週連続となるのも固いようだ。英国でのセールスは2月25日付けで3xPlatinum(90万枚以上)に認定されており、100万枚突破も見えてきている。またこのアデル旋風で2008年に発表した“19”も全英アルバム・チャート2位まで上昇、同じく2月25日付けで3xPlatinum(90万枚以上)に認定されており、この新作は発売からわずか1ヵ月で、前作がおよそ3年間で到達したセールスに追いつくという猛烈な勢いを見せている。(s)
ニュース提供：bmr.jp
他のニュースを見る
著作権管理団体 許諾番号
JASRAC 6834131012Y30005
JRC X000040A01L
e-License ID18099
(C)Blau