
(03/04)
移籍に絡みデビュー時から所属していたレーベルと訴訟沙汰になり、先日1年越しで和解に至ったと報じられたR&Bシンガーのジル・スコット(Jill Scott)がWarner Bros. Recordsと契約したことが明らかになった。
これは米Billboard誌が独占ニュースとして報じたもの。詳細は不明ながら今後彼女の作品は4大メジャーのひとつ、Warner Bros. Recordsが配給することになるという。これがレーベルを完全に移籍することなのかなど、デビュー時から所属していたHidden Beach Recordingsとの関係に変化があるかについても全く現時点では不明だが、これで制作中のニューアルバム“The Light of the Sun”のリリースに支障はなくなったと言えそうだ。Warner Bros.はつい先日もリック・ロス(Rick Ross)の運営するレーベルMaybach Music Groupと配給契約を締結している。
ジル・スコットは1999年にHidden Beach Recordingsと契約以来、デビュー作から同レーベルの看板アーティストとして活躍していたが、ジル側が移籍を求めたところ、「アルバム6枚を同レーベルからリリースする」という契約に違反しているとして、Hidden Beachは彼女が同レーベルを去ることで被る損害の賠償を求める訴訟を起こした。これに対しジル側は、Hidden Beachが約束を破っているとして反訴、真っ向から両者は対立していたが、先月末に訴訟問題は無事に解決されたと報じられた。しかしこちらもどういった形、条件で和解となったかなど全く詳細は明かされていない。(s)
ニュース提供:bmr.jp
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