
(03/07)
大御所ラッパー、ジェイ・Z(Jay-Z)が創設したRoc Nationレーベルからの誘いを断り、独自路線を貫く姿勢を表明した異色のヒップホップ・デュオ、デッド・プレズ(Dead Prez)が今年リリース予定の新アルバム“Information Age”のコンセプトを公表。さらに客演する可能性のあるアーティストとして、ナズ(Nas)、アンドレ3000(Andre 3000)、エリカ・バドゥ(Erykah Badu)といった興味をそそる面々の名前を挙げている。
デビュー当時から政治色を帯びたメッセージを放つことに定評のあるデッド・プレズ、新作も「現代社会にモノ申す内容になる」とのことで、メンバーのM-1は「価値のある情報であり知っておくべきことがテーマだ。俺たちが居る今現在の特定の場所である社会の話というだけだが、秘密にされている情報もあれば、最も重要なツールもしくは武器になり得ることを日常の中で知っている情報もある。周知のこともあれば、知らないことで大きな傷を負うこともある。これが今回の動機だ」などとアルバム制作への思いを熱く語っている。
さらに、気になるゲスト陣についても「ここ数年は時間をかけて実に多くのアーティストとレコーディングしてきた。ナズのアルバムに手を貸したから今度はヤツの番だ」などと語り、エリカ、アンドレ3000の他にロイド(Lloyd)、スティーブン・マーリー(Stephen Marley)などの参加を示唆している。
M-1は1月の時点で新作“Information Age”は既に完成したとも語っているが、リリース時期などは明らかになっていない。昨年はDJドラマ(DJ Drama)とのミックステープ“Revolutionary But Gangsta Grillz”をリリース、ここ最近では激変していたエジプト情勢を受けてのメッセージ・ソング“We All Shall Be Free”をジャシリ・X(Jasiri X)と共に発表している。(t)
ニュース提供:bmr.jp
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