(03/10)
米国が世界に誇る最強歌姫ビヨンセ(Beyonce)が、ミシェル・オバマ(Michelle Obama)米大統領夫人から要請を受けて、中学生の肥満防止のためのダンスエクササイズ・ビデオに楽曲を提供、ビヨンセ本人もレクチャー・ビデオにインストラクターとして出演することが発表された。
これは、深刻化する米国の小児肥満症軽減対策として、オバマ大統領夫人と全米放送事業者協会教育財団(NABEF / National Association of Broadcasters Education Foundation)が取り組んでいるキャンペーン「Let's Move」のプロジェクトのひとつ「Let's Move! Flash Workout」という企画で、ビヨンセは自身の楽曲を同企画用に手直しして再レコーディング、その楽曲に合わせたエクササイズとダンスのレクチャーをビヨンセ自ら行うというビデオになる。このビデオは申込のあった全米50州の中学校に配布されるという。さらに、振付を覚えた全米中の中学生達は、米東部標準時の5月3日午後1時42分から一斉にそのダンスをおこなうという壮大な趣向のようだ。
先生役を快諾したビヨンセからは「米国民の健康危機に取り組むこの企画に参加できて嬉しく思っています。この問題に正面から立ち向かう大統領夫人は賞賛に値します。NABEFの前向きな協力も素晴らしいと思います」との声明が出された。
関連して、完成間近とささやかれているビヨンセのニューアルバムについては、早くも4月末に先行シングルが発表される可能性がある模様。これは、ビヨンセの新作レコーディングにここ数ヶ月間携わっているというプロデューサーのひとり、シェイ・テイラー(Shea Taylor)が語ったとされるもの。またアルバムは、前作よりポップさはさらに増しているものの、全盛期のマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)を彷彿とさせるようなR&B作品になっているという。また以前から報じられているカニエ・ウェスト(Kanye West)参加の楽曲について「素晴らしい出来」とも語っているという。(t)
ニュース提供：bmr.jp
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