(03/10)
先週、当初の予想を超える35万枚以上というビッグセールスで全米アルバム・チャートを制したアデル(Adele)の新作“21”が、2週目となる今週も1位を維持と変わらぬ勢いだ。
英シンガー・ソングライターのアデルの新作“21”は、母国イギリスでは1月21日に発売、記録的なヒットを見せているが、先月の2月22日に発売になった北米でも驚異的なヒットとなっている。先週の米Billboardアルバム・チャートで2位以下に圧倒的な差をつけて初登場1位を獲得したこのアルバム、2週目も16万8000枚で連続で1位を制した。2位につけたのは、元フロエトリー(Floetry)のR&Bシンガー、マーシャ・アンブロージアス(Marsha Ambrosius)のソロ・デビュー作“Late Nights & Early Mornings”で、初登場となるこのアルバムは9万6000枚を売り上げ、R&Bアルバム・チャートでは堂々の初登場1位となった。
アデルの新作“21”は母国でも勢い衰えることなく、初登場から6週連続で1位、さらに7週目も1位はおそらく間違いないだろうといわれている。またシングル“Someone Like You”も現在3週連続で1位で、シングルとアルバム・チャート両方を4週連続で制する可能性も高いとのこと。
ただし米Billboardによれば、来週の米Billboardアルバム・チャートは社会派ラッパーのルーペ・フィアスコ(Lupe Fiasco)の発売されたばかりの新作“Lasers”が1位に取ってかわる見込みで、20万枚周辺のセールスと推測されている。(s)
ニュース提供：bmr.jp
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