
(03/14)
2010年3月に売春のおとり捜査で逮捕されてしまったR&Bシンガーのディアンジェロ(D'Angelo)が、この件で有罪を認めたことが明らかになった。
ディアンジェロは2010年3月6日深夜の午前2時30分頃、米ニューヨーク市ウェストヴィレッジで売春婦を装ったおとり捜査官に声をかけ、オーラルセックスの対価として40ドル(約3,600円)を提案、買春の容疑で逮捕された。その後にはマネージャー側から「違法捜査である」などとして無罪を主張、争う姿勢を見せていた。
だが先週金曜、マンハッタン裁判所にてディアンジェロは一転して「風紀を乱した」として条例違反について有罪を認めたという。裁判所を後にしたディアンジェロは待ち受けていた取材陣に何もコメントを残さず、すぐに車に乗り込み去ったとのこと。有罪を認めたのは風紀の紊乱についてであるため、犯罪としては扱われない見込み。検察によれば、ディアンジェロにどのような罰則が下されたかなど詳細を検察や彼の弁護士が明かさなかったことにディアンジェロは満足していたという。
ディアンジェロは音楽シーンに大きなインパクトを与えた前作“Voodoo”の発表からすでに10年以上リリースがなく、制作中であるといわれる新作については今年始めにエンジニアのラッセル・エレヴァド(Russell Elevado)が自身の公式サイトで「新作は本当に最後の段階まできているところ」と述べていたが、その後残念ながら音沙汰は聞こえてこない。(s)
ニュース提供:bmr.jp
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