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被災者支援のため国内ミュージシャンが続々と作品発表
(03/15)
東北地方太平洋沖地震による東日本大震災を受けて国内で様々な被災者支援の動きが起きているが、ミュージシャンたちもそれぞれの形でアクションを起こしている。

なかでもいち早く「Pray For Japan」という曲を発表して注目されたのはラッパーのHAIIRO DE ROSSI。写真を使ったSNSサービスinstagr.amを通じて国内外から寄せられた日本への祈りや激励メッセージの画像を流用した映像とあわせて3月12日にYouTubeで公開、大きな注目を集めた。また13日にはS.L.A.C.K.、TAMU、PUNPEE、仙人掌も「But This is Way」という曲を公開。PUNPEEは「自分達が出来る事をします」とTwitterでコメントしている。

またそのS.L.A.C.K.、PUNPEEらPSGとの共演も話題を呼んだ曽我部恵一は14日、オフィシャルブログを介して「ぼくにできることは、否、ぼくにしかできないことは、被災された方々を言葉や行動で勇気づけることではなく、お金を寄付することでもなく、情報を提供することでもなく、ただただ、『ぼくのこの音楽を届けること』だけだと考えます」と記し、「春の嵐」という曲を無料公開。同日、福岡の人気プロデューサーOLIVE OILとラッパーEL NINOが震災の2日前にレコーディングしたばかりという「Love and peace to people on all the earth from Fukuoka」も公開されている。

一方、昨年のハイチ震災チャリティでも積極的な活動を見せた福島出身のラッパー、4WDは、援助物資の輸送を自ら買って出る一方、「もし曲にするならそれなりの覚悟でアップして欲しい。被災地の人がそれを聴いたらどう思うか?」「被災地が本当に何を欲しがっているか考えてみようよ。それをやってから傷を癒せるような温まる曲をつくろうぜ!!」といったメッセージをBACHLOGIC、JIGGらとの連名で発信、こちらも共感を呼んでいる。

またCMや映画/アニメ音楽などで知られる菅野よう子も、「きみでいて ぶじでいて」という楽曲を公開。トクマルシューゴは舞台のために制作したという未発表のインスト曲「Open a Bottle」という曲をbandcampで発売し、購入者が100円以上なら自由に価格を決められる投げ銭式のサービスを利用して、売り上げの全額を日本赤十字に寄付すると発表している。

ニュース提供:bmr.jp

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