
(03/24)
米現地時間の3月15日、41歳の若さで亡くなったシンガー、ネイト・ドッグ(Nate Dogg/本名Nathaniel Dwayne Hale)の葬儀・告別式ならびに遺族への資金援助のための献金を目的とした追悼イベントが、彼の地元ロングビーチで今週末に執り行われることとなったようだ。
これはネイト・ドッグの広報などによる正式発表ではなく、遺族と親しい人物による情報だが、まず25日の午前10時から4時までは故人との対面がニュー・ホープ・バプティスト教会で行われ、26日にはロングビーチ空港から車で20分ほどの離れたクルーズ・ターミナルで近親者による葬儀が午前10時から、午後7時からは一般弔問客を招いた告別式が予定されているという。またネイト・ドッグの妹パメラ・ヘイル・バーンズ(Pamela Hale-Burns)が地元紙の記者に語ったところによると「ファンの弔問は受け付けるがカメラ撮影は禁止」とのこと。さらに27日にはベテラン・プロデューサーのDJクイック(DJ Quick)がホストを務める遺族支援のための追悼イベントがロサンゼル・コンベンション・センターで開催されるとの情報も報じられている。
ネイト・ドッグと共に西海岸発のヒップホップ・スタイル‘Gファンク’を流行させたスヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)、ウォーレン・G(Warren G)らは音楽フェスSXSWで追悼ライブを行っている。ウォーレン・Gは「スヌープとツアー中にネイトの家族から衝撃的な言葉を聞いたんだ。療養先に見舞いに行って励ましてきたところだった。未だに信じられないよ。俺の気持ち分かるだろ?」などとコメント、さらに遺族への援助金集めのためにSXSW会場で販売されたネイト・ドッグの顔がプリントされたTシャツを指して「これを見るのが辛いんだ。くそっ。なんで俺のダチの顔がここにあるんだ。本当に辛いが、多くの人々が彼の家族や俺達を支えてくれていることに心から感謝している。リアルな愛があるよ」などと長年の親友の死を悼んだ。
またネイトのマネージャー、ロッド・マクグルー(Rod McGrew)からは、ネイト・ドッグは過去の発作から記憶障害を起こしていたが、回復傾向にありその死は全く予期せぬものだったこと、その一方で死期を悟っていた様子だったとの談も入っている。(t)
ニュース提供:bmr.jp
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