(03/28)
昨年、髪を真っ赤に染めるなどビジュアル・イメージを一新してリリースに臨んだリアーナ(Rihanna)の最新アルバム“Loud”。同作からは世界的人気ラッパー、エミネム(Eminem)をゲストに迎えた“Love The Way You Lie (Part II)”やPVが放送禁止騒ぎとなった“S&M”など話題を集めたヒットシングルが多数収録されているのだが、6月7日のボルティモアから開幕する北米/カナダツアーのチケット売れ行きは苦戦しているという。
2月に開催された米英両国最大の音楽賞、グラミー賞などで共にライブを披露し、一躍人気を拡大したシー・ロー(Cee-Lo Green)をフロント・アクトに迎え、大々的に開催を発表したリアーナの“Loud”ツアーだったが、22日、NY Post紙が報じたところによると、特に最終7月24日のボストン公演のチケットセールスが不振で、このままだと50万ドル(約4,000万円)の赤字が懸念されるため、マネージメントであるRock Nationの担当マネージャーは直接リアーナに米国公演の幾つかを中止するよう進言、業界関係者からも「アリーナ・ツアーは時期尚早だった」との声が上がっているとか。
昨年の“Last Girl On Earth”ツアーでもチケットセールス不振からアトランタ、ダラスなど5公演を中止しているリアーナだが、興業主Live Nation会長アーヴィン・アゾフ(Irving Azoff)氏はすぐさまこれを否定し、中止される公演はないと明言。その理由として、秋に開催予定のヨーロッパ56公演のチケットは完売、北米ツアーのチケットも64%が売れており、毎日700枚ペースで売れていること、ボストン公演までにはまだ4ヶ月あり、現時点でも9割のセールスが見込まれていることなどを挙げている。(t)
ニュース提供：bmr.jp
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