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アギレラの次作はロック?
(04/05)
昨年は新作“Bionic”が商業的に失敗に終わるも初主演映画『バーレスク』は自身12年ぶりにゴールデングローブ賞にノミネートされるなど好評を博したクリスティーナ・アギレラ(Christina Aguilera)だが、注目を集める次なる新作は‘ロック’になるかもしれない。

間もなく正式に成立する離婚問題などプライベートでも昨年は大いに注目を集めたアギレラだが、すでに次のアルバム制作に着手していると言われている。彼女に代表曲ともなった全米1位ヒット“Beautiful”を提供、プロデュースしたことでも知られるリンダ・ペリー(Linda Perry)によれば、アギレラは「“Bionic”をリリースしたのはちょっと早すぎたのかもね。まぁいいわ。いまはとにかくロックをやりたいのよ!」と宣言したとか。アギレラは“Bionic”の失敗もリリース前から覚悟していたとのことで、“Bionic”にも“Lift Me Up”というバラード曲を提供しているペリーは、アギレラが「この“Bionic”がいままでほど売れないのは分かってるわ。だっていままでと違うことに挑戦したんだから。でもこれが私のいまやりたいことなの」と‘予測’していたと明かした。またペリーがDisc 2をプロデュースしていた2枚組の前々作“Back To Basics”についても、1枚に収めたほうがもっと売れるとレーベル側から口を出されても頑なに自分の意志を貫き通したというエピソードを紹介し、アギレラがセールスや批判を気にせず自身のアーティスト性を守っていることを賞賛している。

なお、ここ10年はアギレラ以外にもピンク(P!nk)、アリシア・キーズ(Alicia Keys)などを手がけるなどソングライター/プロデューサーとして裏方に回っていたリンダ・ペリーだが、新バンド、ディープ・ダーク・ロボット(Deep Dark Robot)を結成し、久々のアルバムを発表。この新バンドでは、「レーベルがラジオでかかるような曲を求めてきたら、フォークで目玉を刺してやるわ」「このバンドは、4ノン・ブロンズ(4 Non Blondes, 彼女がかつて組んでいたバンド)のカバーなんて一切しないわ。あのバンドの曲は大嫌い。唯一、“Drifting”だけは気に入ってるけど」などと語っており、デビューアルバムは、同性愛者という自身のセクシュアリティも歌った、「他の誰も歌いたがらないような」個人的な曲になっていると説明している。ディープ・ダーク・ロボットのデビュー作“8 Songs About A Girl”は、インディ・レーベルから3月に発売されたばかり。(s)

ニュース提供:bmr.jp

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