
(04/11)
本国イギリスで1月、アメリカで2月の発売から大旋風を巻き起こしその勢いの衰えないアデル(Adele)の新作“21”が、またも新たな記録更新を成し遂げた。
英国のシンガー・ソングライター、アデル(Adele)が今年発表したニューアルバム“21”は、本国のチャートでは初登場で堂々の1位、さらにその後も連続で1位を独占。シングルとアルバム両チャートを独占する週があったのはもちろん、3年前の前作“19”もあわせて上昇し、アルバム・チャートの1位と 2位を彼女が独占するという週もあった。加えてアメリカでも発売初週で35万枚以上と予想を超える大ヒットとなり、2011年に入ってから最も初週セールスの高いアルバムとなっている。
本国イギリスでは、アルバム・チャートとシングル・チャート両方にそれぞれ2作品ずつをトップ5に送りこみ、存命時の例では1964年のビートルズ (the Beatles)以来の記録を達成していたが、先日新たな記録を生み出した。最新の英国チャートで“21”はまたも1位を獲得。これで発売初週から12週連続1位となり、ソロ・アーティストによるスタジオ・アルバムとしては史上初の新記録となった。先週の中間集計の段階ではダブステップ界の新星、ケイティ・B(Katy B)のデビュー作“On A Mission”が優勢と見られ、ついにアデルを1位からひきずり下ろすのではと言われていたが、結果的にはわずかに及ばず2位となっている。
なお最新の全米チャートでは、ブリトニー・スピアーズ(Britney Spears)の新作“Femme Fatale”、ウィズ・カリーファ(Wiz Khalifa)のメジャー・デビュー作“Rolling Papers”と話題作の初登場により3位に甘んじているが、米Billboard誌によると、来週には早くも1位に舞い戻るとのことで、その圧倒的な強さはまだまだ揺らぐことはないようだ。(s)
ニュース提供:bmr.jp
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