
(04/14)
70年代から第一線で活躍し続けるミュージシャンであり、そのジャズ、ファンク、ソウルの垣根を取り払ったグルーヴ感満載のサウンドは、ヒップホップ世代にもサンプリング・ソース(ネタ元)として絶大な支持を受ける‘生きる伝説’、ロイ・エアーズ(Roy Ayers)のドキュメンタリー映画の予告編が公開された。
御歳70歳ながら、ロイ・エアーズはヒップホップ・プロデューサーのピート・ロック(Pete Rock)と共に来日公演を行ったばかり。数多くの名曲、名作を生み出し世代を超えて人気を集めるヴィブラフォン奏者/プロデューサーである彼の来歴をつづるドキュメンタリーは、2012年公開予定で制作が進められている。彼の生い立ちや偉大な音楽家としての歴史、ロイ・エアーズに影響を受けたミュージシャンのインタビューなどから構成されるとのこと。映画のタイトルは“The Roy Ayers Documentary”とだけ記されているが、オフィシャル・サイトroyayersproject.comのアートワークには「VIBRANCE A Roy Ayers Documentary」との表記も登場している。
そのミュージシャンの1人としてヒップホップ・バンド、ザ・ルーツ(the Roots)のクエストラブ(?uestlove)が同映画の一部を抜粋したトレイラーに登場、「ロイ・エアーズの存在を知らずしてルーツを完璧に理解することはできない。ロイ・エアーズは、ソウル、進化系ヒップホップなどあらゆるムーブメントのゴッドファーザーだ」などと称賛している。またラジオDJ/プロデューサーとして知られるボビート・ガルシア(Bobbito Garcia)をフィーチャーした予告編第2弾も公開済み。また、こちらもオフィシャル・サイトに掲載されている撮影風景の写真にはDJプレミア(DJ Premier)、ダ・ビートマイナーズ(Da Beatminerz)らヒップホップ史に残るプロデューサー陣も登場。今後も順次トレイラーが公開されていくようだ。
ニュース提供:bmr.jp
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