
(04/15)
大英帝国勲章も授与されているイギリスの国民的女性R&Bシンガー、ビヴァリー・ナイト(Beverley Knight)が7月に新作をリリースすることを発表した。
1995年にデビュー、すでにキャリア16年目に突入しているベテランシンガーのビヴァリー・ナイトが7枚目のアルバムで取り組むのは、母国イギリス産のR&B/ソウル・ミュージック。“Soul UK”と題されたこのニューアルバムで、ソウルIIソウル(Soul II Soul)、ルース・エンズ(Loose Ends)、ジャミロクワイ(Jamiroquai)、ジョージ・マイケル(George Michael)、ヒートウェイヴ(Heatwave)といった、先達の名曲をカバーする。80年代から90年代の‘UKソウル’のカバー集となるが、有名曲だけではなく、故アリーヤ(Aaliyah)もファンだった奇才ルイス・テイラー(Lewis Taylor)の“Damn”といった‘隠れた名曲’にもスポットを当てるのだとか。
この‘UKソウル’カバー集についてビヴァリーは、「選曲にはすごく悩んだけど、私に道を拓いてくれた素晴らしいUKアーティストの曲を自分のフレイバーも混ぜながら歌えたのはすごく楽しかった。私や他のアーティストに扉を開けてくれて、いまなお現役の人たち……そう、だからこのアルバムはある意味で彼らへの感謝状なの。イギリスは世界的な才能を送りだしている場であるけれど、同時にこのジャンルにおいては見過ごされたりしている面もある。だからこのアルバムを聴いてくれる人に、『この曲、初めて聴いた』なんて発見もあったら嬉しい」と述べている。
“Soul UK”は、彼女のレーベルHurricane Recordsから7月4日発売予定。アルバム発売に先立って、まずプロモ・シングルとしてソウルIIソウル88年のデビュー曲のカバーとなる“Fairplay”が発表される予定。このビヴァリー版は、ソウルIIソウルの首領、ジャジー・B(Jazzie B)本人をゲストに迎えているほか、ホーンの勇ましい音色を加えており、ビヴァリーの歌はなんとワンテイクで録ったものなのだとか。公式ファーストシングルは、ジュニア(Junior)の82年曲のカバー“Mama Used To Say”となる。また。今月7日には特典DVDの収録映像となるライブが行われており、会場には、ルーサー・ヴァンドロス(Luther Vandross)版でも知られるヒートウェイヴの“Always And Forever”など数々の大名曲を生んだ名ソングライター、ロッド・テンパートン(Rod Temperton)の姿もあったとか。(s)
“Soul UK”収録予定曲
01. Fairplay (Soul II Soul)
02. Southern Freeez (Freeez)
03. Mama Used To Say (Junior)
04. Say I'm Your Number One (Princess)
05. When You Gonna Learn (Jamiroquai)
06. Apparently Nothing feat. Glen Scott & Roots Manuva (Young Disciple)
06. Don't Be A Fool (Loose Ends)
07. Always And Forever (Heatwave)
08. Round and Around (Jaki Graham)
09. Cuddly Toy (Roachford)
10. One More Try (George Michael)
11. Damn (Lewis Taylor)
ニュース提供:bmr.jp
他のニュースを見る
著作権管理団体 許諾番号
JASRAC 6834131012Y30005
JRC X000040A01L
e-License ID18099
(C)Blau