(04/18)
2009年5月に制作が伝えられてから3年越しとなっているLA出身ラッパー、ゲーム(Game)の4枚目の新作“The R.E.D. Album”だが、こちらは制作に10年を費やしている同郷の大御所プロデューサー/ラッパー、ドクター・ドレー(Dr. Dre)の新作Detoxの完成を待ってのリリースになるという。
1月末に2枚組ミックステープ“Purp & Patron”とその後編となる“Purp & Patron: the Hangover”を一気に発表し、12日には“The R.E.D. Album”からの先行シングル“Red Nation“をリリース、遅延続きだった同作もいよいよ発売かと思われたが、ゲーム本人が「7月末か8月初旬にはリリースできるだろう。Interscope会長のジミー・アイオヴィン(Jimmy Iovine)には発売日を決めてくれと言ってある。アルバムの90~95%は完成している。ドレーがDetoxを仕上げたら、俺のアルバムの何曲かをミックスしてもらうことになっているんだ」と‘ドレー待ち’であることを明かした。
また、ネット上で音楽ファイルをやり取りして曲を完成させるより一緒にスタジオ入りすることを好むというゲームだが、“Red Nation“に超多忙なリル・ウェイン(Lil Wayne)を迎えたことについては｢電話で‘お前のフックが欲しい’って伝えたら快諾してくれた。ツアー中でもあるし、同じ匂いのする兄弟同全だからリル・ウェインだけは特別さ｣とコメント。その一方で、この曲の歌詞ではリル・ウェインが運営するレーベルYoung Moneyの看板ラッパー、ドレイク(Drake)とジェイ・Z(Jay-Z)率いるRoc Nationの新鋭J・コール(J. Cole)を「多くの黒人たちは、2パック(2Pac)を目指さずに魂を売ってドレイクやJ・コールになりたがっている」と皮肉ってもいる。(t)
(photo by Mikko Koponen)
ニュース提供：bmr.jp
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