
(04/27)
今年1月に実力派ラップ・ユニット、スローターハウス(Slaughterhouse)のメンバーとしてエミネム(Eminem)率いるShady Records入りを発表したばかりのロイス・ダ・ファイブ・ナイン(Royce Da 5'9")が、今度はそのエミネムとの共同名義によるミニ・アルバム“Bad Meets Evil”(仮題)を6月14日に発売するとアナウンスした。
“Bad Meets Evil”というタイトルは、エミネムのメジャー・デビュー作“The Slim Shady LP”(1999年)にも収録されている2人の初共演曲だが、元々は1997年に2人が地元デトロイトのライブ会場で知り合って楽曲制作を開始した時のユニット名。‘Bad(悪者)’はロイスを、‘Evil(悪魔)’はエミネムのことを指すという。同1999年にはミニ・アルバム“Nuttin' to Do”をインディ・リリースしていた2人だったが、一時はエミネムの別グループD12との確執などから不仲に。しかし2006年に共通の友人でもあったD12メンバーのプルーフ(Proof)の死をきっかけに関係を修復していた。
エミネムは「俺とロイスはまた行動を共にするようになり必然的にスタジオにも入った。最初は何も考えていなかったが、出来上がってきた曲がヤバかった」などと語り、ロイス・ダ・ファイブ・ナインからも「長いブランクがあったことを考えると、この企画が実現するのが楽しみでしょうがないね。2人でぶち上げているから、スローターハウスの新作“Monster”が完成するまでの間、こっちで楽しんでもらいたいね」とのコメントが寄せられている。
正式なタイトルがまもなく発表されるという同ミニ・アルバムだが、現時点ではD12のミスター・ポーター(Mr. Porter)、モブ・ディープ(Mobb Deep)のハヴォック(Havoc)、バングラデッシュ(Bangladesh)、DJキャリル(DJ Khalil)などの参加が明らかになっている。またロイス・ダ・ファイブ・ナインは、7月26日にソロ作“Success is Certain”のリリースを控えており、ファースト曲“Writer Block”にもエミネムの名前がクレジットされている。(t)
ニュース提供:bmr.jp
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