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超多忙のスウィズ・ビーツ、M.I.A.ともレコーディング
(05/06)
先日、盟友イヴ(Eve)をゲストに迎えた新曲“Everyday (Coolin')”のスタイリッシュなミュージックビデオを公開したばかりの売れっ子プロデューサー、スウィズ・ビーツ(Swizz Beatz)が、自身の生きざまを投影した独自の音楽とビジュアルで人気のM.I.A.とスタジオ入りし、それぞれのニューアルバムのために5、6曲のレコーディングを行ったことが明らかになった。

ふたりは、先月20日深夜にレコーディング・スタジオで撮影したビデオを公開。金髪にしたM.I.A.に、ジャン・ミシェル・バスキア(Jean Michel Basquiat)やキース・ハリング(Keith Haring)、アンディー・ウォーホル(Andy Warhol)などスウィズが左腕に隙間なく施したアーティストたちのタトゥーを見せるなど、打ち解けた様子で談笑している。

M.I.A.が現在制作中のニューアルバムには、現時点でスウィズのほかに、ポロウ・ダ・ドン(Polow Da Don)、クリス・ブラウン(Chris Brown)、世界的ヒットとなったファーイースト・ムーヴメント(Far*East Movement)の“Like A G6”を手がけた新進プロデューサー・デュオ、キャタラクス(the Cataracs)の片割れとなるシラーノ(Niles “Cyrano” Hollowell-Dhar)などの参加が明らかになっている。シラーノの説明によれば、「彼女は今ミックステープに取りかかっているんだけど、そのミックステープをひとつのアルバムのようにして発表したいみたいだ」とのことで、制作中の新作そのものがミックステープになるのか、新作と別にミックステープが存在するのかは不明。

一方、そのM.I.A.が参加することになったスウィズの新作“Haute Living”は、夏頃のリリース予定。多忙の彼は、4月だけでも、地元ニューヨーク大学で映画スコア制作の講義を行ったほか、2003年以来のプレイオフ進出を決めたNBAニューヨーク・ニックスのために伝統の応援曲“Go NY Go”のリミックス版ビデオを制作、先ごろ公開されたビヨンセ(Beyonce)のエクササイズビデオ“Move Your Body”を手がけるなど相変わらずのマルチぶりを発揮。さらにリル・ウェイン(Lil Wayne)待望の新作“Tha Carter IV”に収録が予定されている“Anne”もスウィズが手がけたもので、同曲では先日解散したお騒がせロシア人・デュオのタトゥー(t.A.T.u.)“30 Minutes”がサンプリングされている。(t)

ニュース提供:bmr.jp

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