
(05/09)
東日本大震災発生後、4大メジャー・レーベルであるEMI、Sony、Universal、WarnerとiTunesが協力して被災者支援のためにいち早くスター集結のチャリティ・コンピレーションをリリースしたが、今月4日現在、その収益金の一部として500万ドル(約4億円)が日本赤十字社に寄付されたことが報告された。
全38曲入りとなるこのコンピ“Song For Japan”には、ジョン・レノン(John Lennon)の“Imagine”や、エルトン・ジョン(Elton John)の“Don't Let The Sun Go Down On Me”といった往年の名曲から、マドンナ(Madonna)、U2、エミネム(Eminem)、レディー・ガガ(Lady Gaga)、ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)に至るまでオールジャンルのトップスターたちのヒット曲がズラリ。今回の売り上げはデジタルリリース分とその10日後の4月4日に2枚組CDとして発売された分を合わせたものとのことで、まず4月中に200万ドル、そして今月2日には300万ドルが日本赤十字社に寄付されたという。“Songs For Japan”は発売から6週間経った現在トータル50万枚超のセールスを記録、米Billboardアルバム総合チャートでも15位(最高5位)をキープしている。
一方、英EMI主導でスティング(Sting)、U2のボノ(Bono)、コリーヌ・ベイリー・レイ(Corinne Bailey Rae)といった所属アーティスト総勢200組以上が先月、チャリティオークションを大々的に開催。こちらは総額100万ドル(約8000万円)が日本赤十字社に寄付されたと発表された。4月6日には来日公演も行ったジェーン・バーキン(Jane Birkin)は、その名を冠したエルメスのバーキンを出展、これは163,000ドル(約1300万円)もの高値が付いたという。他にはダフトパンク(Daft Punk)がサウンドトラックを手がけた映画“Electroma”で使用された1987年製フェラーリが約430万円、コールドプレイ(Coldplay)のクリス・マーティン(Chris Martin)がワールドツアーで着用したジャケット、ボノやエリック・クラプトン(Eric Clapton)が使用したグランドピアノなどが100万円以上で落札されたとのこと。(t)
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ニュース提供:bmr.jp
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