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ビヨンセ、ニューアルバムのタイトルは『4』
(05/12)
リードシングル“Run the World (Girls)”のミュージクビデオ全編公開を前に世界最強歌姫のビヨンセ(Beyonce)が、待望のニューアルバムのタイトルが“4”であると発表した。

これは、ビヨンセが表紙を飾っている米音楽誌Billboard最新号のカバーストーリー内で明かしたもので、4枚目のソロアルバムという点以外にも、「最初は全く違うタイトルとコンセプトがあったの。でもファンのみんなが‘4’という名前を気に入ってる様子をよく見たから、アルバムのタイトルにピッタリだと思ったの。人は誰でも特別な意味を持つ数字を持っているでしょ。私にとってはそれが‘4’なの。私が生まれた日(9月4日)だし、母の誕生日も4日。友達にも4日生まれが多いの。結婚したのも4月4日だしね」と、‘4’というシンプルなタイトルに込められた意図を明かした。“4”もしくは“IV”と表記される予定。

また、気になるニューアルバムの内容については、「最初はアフロビートに興味が湧いたから、(アフロビートの創始者フェラ・クティの生涯を描いた)ミュージカル“Fela!”のバンドと実際に一緒にやってみた」とコメントしているほか、90年代のR&B、アース・ウィンド&ファイア(Earth Wind & Fire)、デバージ(DeBarge)、ライオネル・リッチー(Lionel Richie)、ティーナ・マリー(Teena Marie)、ジャクソン5(Jackson 5)、ニュー・エディション(New Edition)、アデル(Adele)、プリンス(Prince)などから、ミューズ(Muse)のようなロックまで幅広い音楽に影響を受け、興味の赴くままに60曲以上レコーディングした曲の中から厳選した力作となっている模様。

リードシングルとなる“Run the World (Girls)”は女性讃歌になっているが、アルバム自体も女性へのメッセージを主にしているという。ビヨンセは、「デスティニーズ・チャイルド(Destiny's Child)として“Independent Women”を出したときに日本に行ったときのことをよく覚えてるわ。日本の女性たちに、自分の仕事や自分の頭で考えることなんかを誇りに思えたって言ってもらえたの。すごく嬉しかったし、おかげで、私がやるべきことのひとつは女性をより深い形で励ますことだって自覚できたの」と語っている。

またクリント・イーストウッド(Clint Eastwood)監督による映画『スタア誕生』のリメイク版に主演することについては「夢が叶ったわ。まだ信じられないくらいよ。映画出演は厳選するつもりだったし、同じ映画でもイーストウッド監督じゃなければ引き受けていなかったわ。とても光栄で謙虚に受け止めているわ」と語るなど、ビヨンセのエンターテイメント界での地位に揺るぎはなさそうだ。(t)

ニュース提供:bmr.jp

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