
(05/18)
昨年、デビュー作を準備中と発表したマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の甥っ子オースティン・ブラウン(Austin Brown)が、デビュー作の予告編映像を公開した。
マイケルの実姉レビー・ジャクソン(Rebbie Jackson)とその夫ナザニエル・ブラウン(Nathaniel Brown)の第3子であるオースティン・ブラウンは、マイケルの“You Rock My World”やジャネットの“Feedback”を手がけたことで知られるロドニー・ジャーキンス(Rodney Jerkins)、90年代にマライア・キャリー(Mariah Carey)と共に様々なヒット曲を生んだ大御所ウォルター・アファナシエフ(Walter Afanasieff)らと共にデビュー・アルバム“85”の制作を進めている。
すでにロドニーの手によるリードシングル“Target Practice”の音源を自身のウェブサイトで公開していたオースティンだが、デビュー作の音の世界観を現した豪華な予告編映像を先日公開。監督を務めたのは映画版『X-メン』シリーズや映画版『トランスフォーマー』シリーズのプロデューサーとしても知られる映像作家のトム・デサント(Tom DeSanto)。およそ4分半となるこの予告編映像では、“Target Practice”を含め“85”収録曲と思しき楽曲と共にさまざまな世界観のビジュアルが用意されており、以前にロドニー・ジャーキンスが「古いサウンドと新しいサウンドのハイブリッドになる。70年代後半から80年代始めのようなディスコっぽい曲もあれば、2020年の曲みたいな新しいのもあるんだ」と説明していたように、未来的なサウンドもあれば、80年代のマイケルを想起させるダンス・ナンバーも。
また映像そのものも、叔父のマイケルの“Rock With You”のビデオを思わせる世界や、ジャネットの“Feedback”風の映像、また人気アニメ『攻殻機動隊』へのオマージュと思しき3Dアニメ映像など目まぐるしく切り替わる。オースティンは、「僕はいつもウォルト・ディズニー、(『X-メン』『スパイダーマン』などの原作者の)スタン・リー、スティーヴン・スピルバーグ、そして叔父のファンだった。彼らはみな、ファンタジーという芸術を理解していたし、その映像の中に意味のあるメッセージを込めていた。僕のストーリーを語るにはこうした要素を入れることが重要だった。だって僕はビデオを観てくれる人たちに、鑑賞中のあいだは現実から逃避してほしいから。そして最後に僕がどういう人間か分かってほしい」と説明している。
生まれ年となる1985年に由来するタイトルのデビュー作“85”の発売時期についてはいまだ未発表だが、オースティンはまずミニアルバムを8月に発表する予定とのこと。(s)
ニュース提供:bmr.jp
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