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アイズレー新作、R.ケリーにカニエも?
(05/19)
昨年晴れて刑務所から出所し、ソロとして新作も発表したベテランR&Bシンガーのロナルド・アイズレー(Ronald Isley)が、次の新作はR.ケリー(R. Kelly)との黄金コンビを復活させたアイズレー・ブラザーズ(the Isley Brothers)としてのアルバムを予定していると明かした。

ロナルドはBillboard.comの取材に応じ、次なる新作の構想について「あぁ、おそらく次はアイズレー・ブラザーズのアルバムになるね」と、5年以上ぶりとなるアイズレー・ブラザーズ新作になると述べ、ロナルドが昨年発表したソロ作“Mr. I”にはスケジュール上都合が合わず参加できなかったR.ケリーとまた制作したいと語った。さらに“Mr. I”に参加していたトリッキー・スチュアート(Tricky Stewart)の再起用を検討しているほか、「カニエ・ウェスト(Kanye West)とも何曲かやろうと話をしている」とも話している。リリース時期についてはまだ未定とのこと。

アイズレー・ブラザーズは新作の制作だけでなく今夏にはツアーを行うことも考えており、「アフリカに行く計画もある」と本国アメリカを飛び出した世界ツアーとなりそうだ。さらに今月ステージ復帰するアレサ・フランクリン(Aretha Franklin)との合同公演も計画中とか。アレサはロナルドの“Mr. I”に参加しているほか、アレサの新作“A Woman Falling Out Of Love”にロナルドも参加しているという。また、今月21日に70歳の誕生日を迎えるロナルドはその若さの秘訣について、「好きなことをやっているかぎり、人は年を重ねるごとに若返るものだよ。息子はいま4歳だし、私はいつも若い人たちに囲まれて人生を謳歌している。これが若さの秘訣かな」とその充実ぶりを理由に挙げた。

なおロナルドの昨年のソロ作“Mr. I”には当初、ローリン・ヒル(Lauryn Hill)とデュエットした“(They Long To Be) Close To You”の収録が予定されていたものの最終的に見送られた。この理由についてロナルドは、ローリン側が使用許可を結局出さなかった上、エグゼクティヴ・プロデューサーを務めていたLA・リード(Antonio "L.A." Reid)がIsland Def Jamの辞任の準備を同時期に進めていたからだと説明している。(s)

ニュース提供:bmr.jp

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