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リードシングル“Run The World (Girls)”のミュージックビデオを米時間で今月18日放送の人気TVオーディション番組『アメリカン・アイドル』と公式サイトで初公開したビヨンセ(Beyonce)。同時にニューアルバム“4”のアートワークを公開、発売日は6月28日(日本盤は6月29日)と公式に発表した。
昨年春から1年間かけてレコーディングを行い、興味の赴くままにあらゆるジャンルの音楽の‘ガンボ’と称するニューアルバム“4”。そのアートワークは、裸に黒のファーベストとゴツめのゴールド・バングル、モデル風のスモーキーなメイクのビヨンセが遠くを見つめるもので、シンプルながらファッション誌の表紙を思わせるスタイリッシュさ。明らかに過去3作品とは違うビジュアルイメージを打ち出している。
一方のシングル“Run the World (Girls)”は米Billboardシングル総合チャートで初登場の33位をピークに、今週は76位までランクダウン。ファンからは、メイジャー・レイザー(Major Lazer)の“Pon de Floor”をサンプリングしたこの楽曲の出来について賛否両論も巻き起こっている。もっとも、ロサンゼルス郊外の砂漠地にダンサー242人を擁して壮大なスケールで撮影を敢行したインパクト抜群のビデオは概ね好評。また来週にはマドンナ(Madonna)からハル・ベリー(Halle Berry)まで超豪華ゲストが出演することで話題沸騰の、人気司会者オプラ・ウィンフリー(Oprah Winfrey)のTV番組の最終回に出演し同曲を初めてライブで披露、ビヨンセらしい迫力のパフォーマンスでその日一番の歓声があがったとのことで、来週の番組放送以降のチャート急上昇が期待できそうだ。
関連して、各メディアの長者番付で上位常連のビヨンセと夫ジェイ・Z(Jay-Z)だが、2008年以来初めて今年はジェイ・Zが一年間の稼ぎでビヨンセを上回ったという。これは米経済誌Forbesが報じたもので、両者とも昨年はアルバム発表がなかったため前年度の約半分ほどとなっているものの、ジェイ・Zの方が自叙伝の発売やナイトクラブの運営、NBAチームの株運用などで3700万ドル(約30億円)の収入となったという。ビヨンセは、Nintendo DSiやロレアルなどのCM出演料、アパレルブランドHouse of Dereonなどからの収益で3500万ドル(28億円)の収入と予測されるとのこと。(t)
ニュース提供:bmr.jp
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