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ミック・ジャガーがジョス・ストーン、ダミアン・マーリーらとバンド結成!
(05/22)
ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)のボーカルとして世界的に知られるミック・ジャガー(Mick Jagger)が、豪華メンバーによるスーパーバンドを結成、9月にデビュー作を発表することが明らかになった。

今年の第53回グラミー賞授賞式で人気R&Bシンガー/プロデューサーのラファエル・サディーク(Raphael Saadiq)と共にソロモン・バーク(Solomon Burke)の追悼パフォーマンスを行ったことも記憶に新しいミック・ジャガー。その彼が新バンド、スーパー・ヘヴィ(Super Heavy)を結成。そのメンバーは、ユーリズミックス(Eurythmix)のデイヴ・ステュワート(Dave Stewart)、英国出身のグラミー受賞ソウル・シンガー、ジョス・ストーン(Joss Stone)に、あのボブ・マーリー(Bob Marley)の末子ダミアン"ジュニア・ゴング"マーリー(Damian "Junior Gong" Marley)、そして『スラムドッグ$ミリオネア』などで知られる映画音楽の大御所A.R. ラフマーン(A. R. Rahman)という豪華な面々。彼らは18ヶ月前から内密にレコーディングを進めており、今年9月にデビュー・アルバムを発表する予定なのだとか。ジャガーがRolling Stone誌に語ったところによると、「これまで俺が関わったどの音楽とも違う。レゲエからバラッド、それにウルドゥー語のインド歌謡までとても幅広い音楽になっている」と説明している。

このスーパーバンド、2年前にデイヴ・ステュワートがジャガーをジャマイカの家に呼んだことがきっかけで生まれたのだという。ジャングルのような場所で3つのサウンドシステムから異なる音楽が流れるというその環境がヒントとなって、‘融合’した音楽を作ってみたいと話し出したのだとか。そうしてジャガーとステュワートで話を詰めていった結果、他のメンバーをスカウトしたという。そうして18ヶ月前にロサンジェルスのスタジオで集合。誰もあらかじめ曲の用意など準備をすることなく、「まるでバンドが自分たちのガレージで初めて音を出してみたときみたいだったよ」とでジャムセッションをしながら手探りで制作を進めた。バンド名は、ダミアン・マーリーがその中で歌った、「Heavy, heavy, heavy, heavy, super heavy」という一節から名付けられたのだという。

なお、ミック・ジャガーとデイヴ・ステュワートは過去にミックが87年に発表したソロ作“Primitive Cool”や2004年の映画『アルフィー』サウンドトラックなどでコラボ済。またそのサントラの中でジャガーとデュエット経験のあるジョス・ストーンも、デイヴ・ステュワートを共同プロデューサーに招いた新作“LP1”を7月26日に発売する予定。もしかしたらここでいち早く、このスーパーグループの音の一端が明らかになるかもしれない。(s)

ニュース提供:bmr.jp

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