
(05/25)
昨年、新メンバーふたりを加えた4人体制で新生ロスト・ボーイズ(Lost Boyz)としての活動再開を表明したベテラン・ラッパーのミスター・チークス(Mr. Cheeks)が、スティーブン・マーリー(Stephen Marley)の運営するレーベルとソロ契約と発表、新作リリースの予定を発表した。
ミスター・チークスは、レゲエ界の伝説ボブ・マーリー(Bob Marley)の次男であり、わずか6歳で父のレコーディングに参加したという逸話を持つスティーブン・マーリー(Stephen Marley)がTuff Gong傘下で運営しているレーベルGhetto Youths Internationalとソロ契約を結んだことを発表。早くも年内にもソロとしてニューアルバム“And The Winner Is...”(仮題)のリリースを予定しているという。2007年にも一度Tuff Gongとソロ契約し、アルバム“Homework”の制作に入るもリリースには至らなかったミスター・チークスだが、今回はスティーブン・マーリーとも共演経験のあるインディ・ソウルの人気シンガー、マヤ・アズシーナ(Maya Azucena)をゲストに迎えた新曲“Havin Fun”のミュージックビデオを今年1月に発表済と順調のようだ。チークス自身も、「みんながファストフードなラップに飽きているのは分かってるぜ。俺が最近のヒップホップシーンに空いている穴を埋めてやるから準備しとけよ。フルコースのヒップホップ料理を食わせてやるよ」と意気込んでいる。ニューアルバムはスティーブンのプロデュースとなり、正式なファーストシングルにはスティーブン自身もフィーチャーする予定なのだとか。
デビュー作“John P. Kelly”から交流のあるスティーブンだけでなく、ダミアン・マーリー(Damien Marley)など他の兄弟とも仲の良いミスター・チークスは、マーリー家とのその濃い関係を「スティーブンを筆頭にマーリー兄弟は俺の家族のような存在だ。90年代に音楽フェスで出会って以来、音楽的なコラボレーションも常に続けているし、俺たちには、社会的な視点とポジティブなバイブスで純粋に良い音楽を創りだしていこうっていう共通の目標がある」と説明している。(t)
ニュース提供:bmr.jp
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