
(06/10)
2009年に久々に音楽シーンに復活を果たすも、先月、薬物依存とアルコール依存の治療を行っていることを発表したホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)が、‘完全復帰’するまでリハビリ期間を延長させていることが明らかになった。
全盛期にドラッグに手を出した過去を告白しているホイットニーは、先月から‘自ら志願して’リハビリ施設に通っている。2009年におよそ7年ぶりの新作“I Look To You”を発表した際にはいまは健康でありクリーンであると主張していた彼女だが、翌2010年の世界ツアーでは彼女のパフォーマンスが万全でないと批判を浴びたり、突如公演がキャンセルされるなど問題が続いていた。
先月ホイットニーの代理人からリハビリについて発表された際はいつまで治療を続けるのかは明らかにされていなかったが、彼女をスターダムへと押し上げた最大の功労者、クライヴ・デイヴィス(Clive Davis)がラジオに出演し、「我々は、誰もがノックアウトされるあの‘黄金の声’を彼女が取り戻すまで、新曲やニューアルバムのレコーディングは行わないことにした」と話し、‘完全復帰’のため一丸となって真剣に取り組んでいることを明らかにした。そのためホイットニーは、薬物依存とアルコール依存の治療だけでなく、禁煙にも挑戦しているという。「薬物依存の治療に比べたら、禁煙など軽いことのように聞こえるかもしれない。だがね、薬物依存の治療だけで彼女は全精力で臨んでいるのに、さらに禁煙だなんてそうそうできることじゃない。だが彼女はやると決めたんだ。彼女は音楽を愛しているから」とデイヴィスは語っている。
なお、リハビリの延長が発表された際、ホイットニーが深刻な肺気腫を患っているという話がNational Enquirer誌の報道をきっかけに広まったが、彼女の代理人は「まったくもって事実と異なる」と完全否定している。(s)
ニュース提供:bmr.jp
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