
(06/13)
「日本語ラップ」の金字塔を打ち立て、それぞれがソロでも活躍を続けてきた伝説的ヒップホップ・グループ、キングギドラが、東日本大震災とそれに伴う福島第一原子力発電所事故、さらには事故を取り巻く社会情勢を受けて再結集。グループとしての新曲「アポカリプス・ナウ」を発表した。
K DUB SHINE、Zeebra、DJ OASISというそれぞれに日本のヒップホップ界を牽引してきたメンバーたちが再び集まって生まれた「アポカリプス・ナウ」は、サイレンが鳴り響くトラック上に「洗脳教育メディアの魔力/温暖化問題で更に加速」「火力を控えて原子力/抑止力ない地獄の黙示録」「こんなの生まれて初めての体験/全部ウソだった記者会見」「計画停電で生活制限/迷惑提言のていたらく政権」「なんも出来ねぇ大所帯/結局誰も見れねえ両隣」「金儲けの為の電力/上手く潜り抜けた三原則」など、これまで見過ごされてきた日本の問題点や政府対応などを批判するメッセージを満載した曲となっている。
キングギドラはこの曲の発表に合わせ、契約上の問題などからグループの公式名を「KGDR(ケイ・ジー・ディー・アール)」と変更。今月8日からdwango.jpにてこの新曲「アポカリプス・ナウ」の先行配信を開始した。続いて15日にはiTunesで、22日からその他デジタル配信サービスでも配信される。また再結成後初となるワンマン・ライブを7月24日、赤坂BLITZにて開催することも決定、このライブの収益の一部は震災復興支援のために寄付されるとのこと。
配信:
ニュース提供:bmr.jp
他のニュースを見る
著作権管理団体 許諾番号
JASRAC 6834131012Y30005
JRC X000040A01L
e-License ID18099
(C)Blau