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豪華アーティスト参加、“Red Hot + Rio”が15年ぶりに復活
(06/21)
エイズ・チャリティを目的としたコンピレーション・シリーズ“Red Hot +”のひとつで、ブラジル音楽にフォーカスした作品として96年に発表された“Red Hot + Rio”が15年ぶりに復活。ジョン・レジェンド(John Legend)やアロー・ブラック(Aloe Blacc)、マッドリブ(Madlib)にベック(Beck)まで、豪華アーティストが新曲も含めて作品を提供した。

前作“Red Hot + Rio”は、マックスウェル(Maxwell)から坂本龍一、インコグニート(Incognito)、ジョージ・マイケル(George Michael)らがブラジルのミュージシャンと共に集まり、94年に亡くなった巨匠アントニオ・カルロス・ジョビン(Antonio Carlos Jobim)の楽曲を中心にブラジル音楽をトリビュートした作品だった。

今年、15年ぶりに発表される続編“Red Hot + Rio 2”は、前作に引き続いての参加はベベウ・ジルベルト(Bebel Gilberto)やマリーザ・モンチ(Marisa Monte)、カエターノ・ヴェローゾ(Caetano Veloso)、デイヴィッド・バーン(David Byrne)らに留まり、今回新たにジョン・レジェンド、アロー・ブラック、マッドリブ、N.A.S.A.、アリス・スミス(Alice Smith)、クアドロン(Quadron)、ザ・ブギー(The Boogie)、サー・ラー(Sa Ra)のオンマス・キース(On'Mas Keith)、オブ・モントリオール(Of Montreal)、ベック、安田寿之などが参加。ブラジル音楽界からも、セウ・ジョルジ(Seu Jorge)、ジョイス(Joyce Moreno)、クララ・モレーノ(Clala Moreno)、マルコス・ヴァーリ(Marcos Valle)、カルリーニョス・ブラウン(Carlinhos Brown)、トン・ゼー(Tom Ze)など、参加アーティストが一新。今回は2枚組になったこともあり、計33曲、50組以上のアーティストが集結という大ボリューム作品となっている。

ここでしか聴けないカバーや新曲があるのはもちろんのこと、ベックとセウ・ジョルジ、アロー・ブラックとクララ・モレーノ、マッドリブとジョイス、N.A.S.A.とセウ(Ceu)など、チャリティ企画アルバムならばこその組み合わせでのコラボ共演も楽しみな本作。6月28日の発売を前に、NPR Musicでは全曲試聴もスタートしている。

なお、噂されたダーティ・プロジェクターズ(Dirty Projectors)やセイント・ヴィンセント(St. Vincent)らの参加は見送られたようだ。(s)

ニュース提供:bmr.jp

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