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カニエのG.O.O.D.、Def Jamと配給契約
(06/28)
2000年代ヒップホップを代表するトップ・プロデューサー/ラッパーのカニエ・ウェスト(Kanye West)率いるG.O.O.D. Musicが、27日、Universal傘下のメジャーレーベルIsland Def Jam Music Group(IDJMG)と世界規模での長期配給契約を結んだことが発表された。

2004年の設立当初から所属するコモン(Common)、ジョン・レジェンド(John Legend)、2008年加入のキッド・カディ(Kid Cudi)らを擁するG.O.O.D Musicは、カニエの運営するインディ・レーベルというより、プロダクション及びマネージメント組織として活動してきたため、各アーティストの作品は様々なメジャーレーベルから個別にリリースされていた。しかし今回の契約により、米時間の本日28日発売となるビッグ・ショーン(Big Sean)の“Finally Famous”が新体制での第1弾リリースに決定。今後は関連作がUniversal傘下のDef Jamから発表されることになる。

Universal/IDJMG会長のバリー・ワイス(Barry Weiss)氏は「カニエ・ウェストと弊社の長きにわたる良好な関係からG.O.O.D. Musicはエキサイティングな新しい幕を開けた。プロデューサー/アーティストとして彼ほど印象的な仕事を成し遂げた者はおらず、今後カニエがG.O.O.D. Musicに迎えるアーティストたちとより一層連携を強めて仕事をしていくことを楽しみにしている」とのコメントを寄せ、ソロ・アーティストとしてはIDJMGの一部門Def Jam Recordingsに所属し、2004年のデビュー作“College Dropout”以降、2,000万枚以上のアルバムセールスを記録しているカニエ・ウェストに賛辞を送った。

G.O.O.D.は昨年からはサイハイ・ダ・プリンス(Cyhi Da Prynce)やプシャ・T(Pusha T)、ヒット・ボーイ(Hit-Boy)などが次々とG.O.O.D. Music入りを表明。またビッグ・ショーンのクリス・ブラウン(Chris Brown)をゲストに迎えたシングル“My Last”が、Billboardシングルチャート・ラップ部門1位を獲得するなど幸先の良いニュースも届いている。(t)

ニュース提供:bmr.jp

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