(07/05)
6月に入って非公式トラックリストの一部がネット上に流出、続いて米国の独立記念日でもある7月4日発売との情報も浮上していたジェイ・Z(Jay-Z)とカニエ・ウェスト(Kanye West)のコラボアルバム“Watch The Throne”が、リリースへの具体的な動きを見せ始めている。
最近ではカニエの運営するレーベルG.O.O.D. Musicに所属するサイハイ・ザ・プリンス(CyHi the Prynce)が「リリース準備はすべて整っている。だがカニエはもうひとヒネリしたいのだろう。ビジネス上の理屈は分からないが、2人ともボスの立場にある人間だ。どんな作品をどのようなかたちで発表するのか誰も分からないよ。昨日リリースされていたという事態もあり得るぜ」などとコメントしていた状況で、米時間4日に発売されるのかどうか、直前まで注目されていた。
そんななか、このアルバムのオフィシャル・サイトwatchthethrone.comが立ち上げられ、金色に輝くCDとは思えないようなデザインのアートワークが公開。同時に予約受付が開始された。CDパッケージ版とデジタル版、それぞれにデラックス・バージョンと通常のバージョンが準備されており、予約すると「2011年12月31日に入手できます」とのただし書きのついたレシートが表示される。とはいえこの日付は予備的な者と考えられており、一部では8月半ばの発売では、との未確認情報に加え、7月11日にビヨンセ(Beyonce)とブルーノ・マーズ(Bruno Mars)を迎えたシングル“Lift Off”発表との噂も流れている。
関連して、これらの喧騒をよそにジェイ・Zは、妻ビヨンセの新作“4”のプロモーション・ツアーに同行。ロンドン滞在中にはセカンドアルバム“21”で米チャートも席巻中の英国人シンガー、アデル( Adele)とランチ・ミーティングを行い、近い将来のコラボレーションを約束したとのゴシップ紙報道も流れている。一方のカニエは、ニューオーリンズのエッセンス・ミュージック・フェスティバル、ミルウォーキーのSummerfestなどでパフォーマンス、どちらも多忙な日々を送っている。(t)
ニュース提供：bmr.jp
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