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コモン、G.O.O.D.には残留 ナズとの新曲公開
(07/04)
先週、突然Warner Bros. Recordsへの移籍が発表された社会派ラッパー/俳優のコモン(Common)が、その経緯を語った。

コモンは、MTVのインタビューで、2009年12月の時点でUniversal Musicとの契約が終了していたことを明かし、Warnerとの接触はCEOライアー・コーエン(Lyor Cohen)氏からの直接の電話から始まったとのこと。「俺がどういうアーティストかを理解しているファンだと言ってくれたコーエン氏の言葉に誠意を感じたよ。それに‘あれをやろう、これをやろう’ではなく、‘君がアルバムをどのように扱うかは承知しているし、その仕事に携わりたい’とも言った」などとコメント。さらに「良い話だと思った。俳優業にチャリティ活動、娘との時間に私生活も大切だ。多くのことが同時進行しているから、あらゆる場面で自分の判断が必要になるインディ・レーベルより、俺の仕事を確かなものにしてくれるチームが必要だったからね」と新天地に満足しているようだ。

前作“Universal Mind Control”を発表した2008年当時から制作が伝えられていた通算9枚目となる新アルバム“The Dreamer, The Believer”は、Warnerデビュー作として現在11月リリースで準備されているとのことで、先行シングルとしてノーI.D.(No. I.D.)が手がけたナズ(Nas)との新曲“Ghetto Dreams”をサプライズ公開し、ファンを喜ばせている。

また、コモンの移籍話と前後して、2004年の設立当初から所属している盟友カニエ・ウェスト(Kanye West)率いるG.O.O.D. MusicがUniversal傘下のIsland Def Jamと配給契約を結んだことが報じられたが、コモンは今でもG.O.O.D. Musicに所属していることも明言、カニエとの関係も変わりない模様。(t)

ニュース提供:bmr.jp

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