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J・ティンバーレイク、フェイスブックの次はマイスペース
(07/06)
全世界で5億人を超えるユーザーをかかえる世界最大のソーシャルネットワーキングサービス、Facebookの誕生を描いた映画『ソーシャル・ネットワーク』に出演していたジャスティン・ティンバーレイク(Justin Timberlake)が、つい先日に売却が報じられたMySpaceの再興に力を貸すことが分かった。

『ソーシャル・ネットワーク』ではNapster共同創業者でFacebook法人化の際に初代の社長となったショーン・パーカー(Sean Parker)を演じたジャスティン・ティンバーレイク。その彼が、一時は「世界最大のSNS」とも言われたものの凋落の一途を辿っているMySpaceを、現実世界で助けるようだ。

先月末に買収価格の10分の1以下で広告会社Specific Mediaに売却されたことが明らかになったMySpaceだが、新たなオーナーとなったSpecific Mediaが、MySpace再興のためジャスティン・ティンバーレイクと契約、彼が運営に関わることを発表。新生MySpaceは「独自のショウ、ビデオ・コンテンツ、音楽を提供する」と音楽面をさらに強化したものになるようだが、具体的な再興プランは8月17日の記者会見で発表されるという。

これについてティンバーレイクの長年のマネージャーは、まだブレインストーミング段階ながら、新たな才能を発掘するタレント・コンテストをMySpace再生の目玉に考えているようだと明かしている。ティンバーレイクは先の契約発表の際に、「アーティストとファンをひとつのコミュニティでつなげるソーシャルメディア機能によってMySpaceを再興する手助けができるのが楽しみです」とコメントを発表している。

MySpaceは2003年にスタートしたソーシャル・ネットワーキング・サービスのひとつで、2006年にはアカウント数が1億を突破、「世界最大のSNS」とまで言われたが、後発のFacebookなどに押され、近年はユーザー離れが目立っている。2005年に、20世紀フォックスやFOXテレビジョンからTimes紙まで、映画・TV・新聞などの多数の大手メディアを傘下に持つ巨大複合企業のNews Corporation Ltd.が、MySpaceの一部株式を持つ親会社を買収し、MySpaceは同グループの傘下に入ったものの、先月末に同グループはMySpaceを買収価格の10分の1以下でSpecific Mediaに売却。今年1月11日には、MySpaceは売り上げ減少に備えるために従業員の47%を人員整理すると発表するなど経営悪化が続いていた。(s)

ニュース提供:bmr.jp

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