
(07/07)
2012年の次期大統領選では再びオバマ再選キャンペーンに協力するなどアメリカの国民的歌手としての顔も持つ世界のスーパースター、ビヨンセ(Beyonce)の最新作“4”が、予想どおり米Billboardチャートで初登場全米1位に輝いた。
当初の見込みどおり、“4”の発売初週のセールスは31万枚を記録。2位のアデル(Adele)“21”の9万2000枚を遥かに凌いで、今週のBillboardアルバム総合チャート首位の座を余裕で獲得した。先行シングル“Run The World (Girls)”の伸び悩みや発売3週間前にアルバム音源が全曲流出するなどの不安材料を払拭しての堂々の1位となる。“4”の初動セールスはこれまでの3作に比べて過去最少なるが、2011年の全米における初動セールスでは、レディー・ガガ(Lady Gaga)“Born This Way”(110万枚)、アデル“21” (35万枚)に次ぐ第3位。また、デビューアルバムから4作連続で初登場1位を獲得したのは、ブリトニー・スピアーズ(Britney Spears)、DMXに次ぐ3人目の快挙となった。
米Billboard誌によれば、来週は目玉作となるロイド(Lloyd)の“King of Hearts”が初動2万枚程度に留まるなど強敵不在により、ビヨンセの“4”が来週も引き続き全米1位を維持すると見込まれているという。
各国で初登場1位になると予想されていた“4”は、イギリスでも8万9000枚のセールスで初登場1位を獲得。英国最大級の音楽祭グラストンベリー・フェスティバルや各TV番組への出演、欧州ツアーなども功を奏し、シングル・チャートでも“Best Thing I Never Had”が3位に初登場になったのを筆頭に、過去曲も含めTop75内に6曲同時チャートイン。前作も38位へ急上昇するなどビヨンセ人気が高まっている。日本の洋楽アルバム週間チャートでは、来日していたガガに阻まれ、初登場2位となっている。
ニュース提供:bmr.jp
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