(07/07)
ここ数ヶ月はカニエ・ウェスト(Kanye West)とのコラボアルバム“Watch The Throne”のリリース情報にばかり注目が集まっていた大御所ラッパー、ジェイ・Z(Jay-Z)が、経営するスポーツ・バー/クラブの新店をロンドンにオープンする。
先月下旬、妻ビヨンセ(Beyonce)のプロモーションツアーに帯同するかたちで英国に滞在したジェイ・Zだが、今度は英国を代表するサッカー選手アシュリー・コール(Ashley Cole)とトップアスリートのマネージメントを幅広く手がけるNVA Entertainment Groupとの共同事業の一環としてロンドンに高級スポーツ・バー/クラブの40/40をフランチャイズ展開する計画を発表した。
自身もロンドン出身で、世界的にも人気の高いロンドンに拠点を置くサッカーチーム、チェルシーに籍を置くアシュリー・コールは「ジェイ・Zの音楽を聞いて育ったから、今こうやって一緒に仕事ができることに驚くとともに光栄に思っている」とコメント。ジェイ・Zも「アシュリーやNVAとの共同プロジェクトを楽しみにしている。世界的に見ても活気あふれる街ロンドンの最も人気の高い場所にオープンするつもりだ」と語っており、8月には候補地ほか詳細が決定するという。
英国伝統のパブではなく、トップDJや有名アーティストを招きアメリカンスタイルのスポーツ・バーを提唱するという40/40新店だが、地元の若者の長期雇用を優先し収益金の一部は恵まれない若者のための音楽やスポーツ振興事業に使うことを約束するなど、若者の失業率の高さに悩むロンドンへの貢献もアピール。グランド・オープンは来年を予定している。(t)
(photo by neomusicstore Rafael Lobejon)
ニュース提供：bmr.jp
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