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R&Bシンガーのジョー、「前作とまるっきり違う」新作を今夏発表
(07/08)
3年前にJive Recordsを離れ、インディに活動の場を移し順調にリリースを重ねている人気R&Bシンガーのジョー(Joe Thomas)が、およそ2年ぶりの新作を今夏発表する。

エリカ・バドゥ(Erykah Badu)らを送りだしたことで知られるキダー・マッセンバーグ(Kedar Massenburg)率いるKedar Entertainmentと契約し、順調な活動を続けているジョーが2年ぶりのニューアルバム“The Good, The Bad, The Sexy”を発表する。久々に自身が全曲の作詞作曲/プロデュースに携わった前作“Signature”が好評だったジョーだが、新作は「“Signature”とはまるっきり違う」作品になっており、メインストリームをかなり意識したアルバムになっているようだ。とはいえ、「ファースト・シングルはダンスサイドに大きく振り切った曲……といっても‘ダンス’という言い方はしたくないんだけどね。だって今‘ダンス’って言ったらユーロ・ポップみたいな意味になるだろ。アッシャー(Usher)がやってるみたいなさ」と語っており、あくまでも流行りの路線とは距離を置いたものになっているようだ。

また、「‘R&B’はずいぶんとポップになってしまった。誰が悪いとは言えない。よい音楽を届け、誠実であり続け、自分のやり方で以前と同様に成功しようと試みている、R&Bシーンにおけるすべての人にとっての‘闘い’だから」と、かつてのR&Bの復権が必要だと力説もしているジョーだが、自身は意外にもリアーナ(Rihanna)の大ファンで、特に彼女の「ジャマイカン・スタイル」がお気に入りなんだとか。「もっと彼女にはああいう曲をやって欲しいよ、ホント。彼女の島を感じられるし、ああいう曲のほうが彼女はいい」とこちらも力説している。

ジョーの“The Good, The Bad, The Sexy”は現在のところ、全米で8月30日発売予定。なお、この新作に収録されるかは不明だが、映画“Jumping The Bloom”に‘インスパイア’されて制作されたコンピ“T.D. Jakes presents Sacred Love Songs 2”から、新曲“Closer”を先日リリースしている。(s)

ニュース提供:bmr.jp

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