
(07/13)
昨年12月に発表した最新作“Basic Instinct”のセールス不振を機に、所属レーベルJive Recordsに対するサポート不足および方向性の違いといった不満を公言し、契約解除を求めていたシアラ(Ciara)だったが、晴れてソニー系Epic Label Groupへの移籍がかなった。
Epic Label Groupは、これまでSony傘下の2大レーベルColumbia/Epic Label Group複合体として運営されてきたが、今月に入って分離独立を発表。Epic側トップには、4月にIsland Def Jam Music Group会長を辞任し、その去就に注目が集まっていた重鎮LAリード(Antonio “L.A.” Reid)の就任が決定している。2003年にプロデューサーのジャジー・フェイ(Jazze Pha)を介してシアラを発掘し、トップ・アーティストへと育てたLAリードが、苦境にいたシアラに再び手を差し伸べたことになった。同様にLA・リードが世に送り出したトップ・アーティストの1人、アッシャー(Usher)もEpicへの移籍が噂されているという。
LA・リードは、ベイビーフェイス(Babyface)と組んだプロデュース・チームLa-Faceとして80年代終盤から90年代にかけてのR&Bヒットを支え、2000年代に入ってもジャーメイン・デュプリ(Jermaine Dupri)とともにマライア・キャリー(Mariah Carey)のキャリア再起作“Emancipation Of Mimi”などを成功に導いた。最近もジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)の最新作“LOVE?”でエグゼクティブ・プロデューサーを務めるなどその手腕を発揮している。
今後のリリースなどはまだ見えないシアラだが、7月16日のマイアミを皮切りに9月1日のアリゾナまで、タイオ・クルーズ(Taio Cruz)をゲストに迎えた北米ツアーを控えている。(t)
ニュース提供:bmr.jp
他のニュースを見る
著作権管理団体 許諾番号
JASRAC 6834131012Y30005
JRC X000040A01L
e-License ID18099
(C)Blau