
(07/14)
今年4月にスタートしたアメリカの新オーディション番組『The Voice』で栄えある第1シーズンの優勝者となったシンガーのハヴィエアー(Javier Colon)が、優勝時に発表した新曲で自身初の全米トップ20入りを果たした。
審査員/コーチ役にクリスティーナ・アギレラ(Christina Aguilera)、シー・ロー(Cee Lo Green)、マルーン5(Maroon 5)のアダム・レヴィーン(Adam Levine)、ブレイク・シェルトン(Blake Shelton)の4人を迎え好視聴率を記録した『The Voice』。見事優勝を果たしたハヴィエアーは、10万ドル(約800万円)の賞金と、Universal Republic Recordsからのメジャー・デビュー権を手にした。
同番組で披露したパフォーマンスはすぐにiTunesでデジタル・リリースされているが、ハヴィエアーが優勝を勝ち取った、ロドニー・ジャーキンス(Rodney Jerkins)がプロデュースによるオリジナル曲“Stitch by Stitch”はなんと米Billboardチャート総合で初登場17位を記録。ハヴィエアーはかつてCapitol Recordsからデビューしたことのある‘元メジャー’のプロのシンガーだが、以前は100位以内に入るのがやっと。『The Voice』効果で自身初の全米トップ20入りを果たした。またコーチ役のアダム・レヴィーンと同番組で披露した故マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の“Man In The Mirror”のカバーも45位に初登場している。
なお先日、人気TV番組Tonight Show with Jay Lenoに出演したハヴィエアーは、優勝賞金によってこれまで支払えなかった借金がようやく返せると笑いながら語っている。
ハヴィエアーは2003年にCapitol Recordsからデビュー。続いて時流におもねったセカンドアルバム"Left Of Center"を2006年に発表するも、いずれもセールスは振るわず。Capitolを離れ、SRP Recordsと一時期は契約していたものの、結局SRPから発表予定だったサードアルバムはリリースされないまま、インディに転向し地道な活動を続けており、『The Voice』出演前の昨年には“The Truth-Acoustic - EP”を発表、今年にはニューアルバムを出すと語っていた。デビュー作“Javier”は北米などで入手困難な状態で高騰までしており、この『The Voice』効果で‘再’メジャー・デビューの成功にも期待がかかるところだ。(s)
ニュース提供:bmr.jp
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