(07/15)
MFドゥーム(MF Doom)とゴーストフェイス(Ghostface Killah)によるユニット、ドゥームスタークス(Doom/Starks)がいよいよ本格稼働しそうだ。
ドゥームスタークスは、MFドゥームと、トニー・スタークス(Tony Starks)の変名を名乗るゴーストフェイスによるユニット。元々ドゥームとゴーストフェイスは、2006年に“Swift & Changeable”という名のコラボ・アルバムの制作を発表していたが結局リリースされなかった。当時の名義はゴーストドゥーム(GhostDoom)だったが、その後ドゥームスタークスと名前を変更。2009年の時点でもコラボ作は制作中との話だったものの、その後また音沙汰が消え、ドゥームのアルバム“Born Like This”(2009年発表)に1曲コラボ曲が収録される程度だった。
しかし5年の時を経てようやくこのプロジェクトが陽の目を見ることになりそうだ。Nature Sound Recordsからいよいよ彼らの初の公式シングル“Victory Laps”がリリースされる。この曲は、ドゥームが先日発売したボックスセット購入者に配られた限定カセットテープにマッドリブ(Madlib)によるリミックスの形で先行収録されていたが、これでついに正式発売となる。まずそのカセットテープが数量限定でNature Soundのオンラインストアから発売開始されたのに加え、iTunesでのデジタル配信が今月26日から開始、12インチの限定ピクチャー盤となるSeratoレコード(Serato Scratch Live用のコントロールレコード)が8月30日に発売されるとのこと。カセット以外のシングルには、“Victory Laps”のオリジナル・バージョン、“Victory Laps (Madvillainz Remix)”にそれぞれのインストも収録される予定。
なお、リリース元のNature Soundによれば、ドゥームスタークスのフル・アルバムも「まもなく」とのことだ。(s)
ニュース提供：bmr.jp
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