
(07/22)
震災直後には米赤十字と組んでチャリティ募金を呼びかけ、日本ツアーに仙台公演も追加するなど親日家としても知られるベテラン男性R&Bグループ、ボーイズIIメン(Boyz II Men)が、デビュー20周年を記念する新作をリリース。その新作で、彼らのキャリア最盛期を築いたプロデューサーたちと再タッグを組んでいるという。
ハリウッドのウォーク・オブ・フェイム殿堂入りを2012年度に果たすことが決定、故郷フィラデルフィアで行われた独立記念日の無料コンサートでは音楽監督を務めたクエストラブ(?uestlove)率いるザ・ルーツ(the Roots)らをバックに歌い、最近ではビヨンセ(Beyonce)の新作に彼らの曲がサンプリングされるなど、デビュー20周年を迎えた今年はさまざまな話題を巻き起こしているボーイズIIメン。彼らがその20周年を記念したニューアルバム“Twenty”を間もなく完成させるようだ。
現在のところ、アメリカでは大手小売りチェーン店のWallmart限定での発売とアナウンスされている新作“Twenty”は、新曲10曲に加え、“End of the Road”、“I'll Make Love to You”や“On Bended Knee”といった彼らの大ヒット曲10曲をセルフカバーした作品になるのだという。20周年記念作だけあって、参加プロデューサーも、ベイビーフェイス(Babyface)、ジャム&ルイス(Jimmy Jam & Terry Lewis)、ダラス・オースティン(Dallas Austin)、テディ・ライリー(Teddy Riley)、ティム&ボブ(Tim & Bob)、ポロウ・ダ・ドン(Polow Da Don)、ブライアン・マイケル・コックス(Bryan Michael Cox)など、とにかく豪華。若いリスナーへのアピールだけでなく、「以前に聴いてくれた人たちにまた聴いてもらえるようになれたらいいと考えている。だって彼らはいなくなったわけじゃなくて、ただ大人になっただけだから」と当時のファン層へのアプローチも意識しているようだ。ニューアルバム“Twenty”は今秋のリリースを予定しているとのこと。日本での発売も予定されている。
なお、11月には日本ツアーも行われる。12日の広島を皮切りに、13日に大阪、16日に仙台、18日に札幌、21日に名古屋、22日に福岡、そして24日と25日に東京と全国7ヵ所を回る。デビュー20周年を祝うツアーとなるだけに、こちらも大いに盛り上がりそうだ。(s)
ニュース提供:bmr.jp
他のニュースを見る
著作権管理団体 許諾番号
JASRAC 6834131012Y30005
JRC X000040A01L
e-License ID18099
(C)Blau