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エイミー・ワインハウス、遺体で発見される
(07/24)
2008年のグラミー賞で最優秀新人部門、年間最優秀楽曲部門、年間最優秀レコード部門など5冠を勝ち取った英国のシンガー、エイミー・ワインハウス(Amy Winehouse)が亡くなった。27歳のあまりに早すぎる死だった。

英国時間の7月23日午後3時54分、ロンドンのカムデンにあるエイミーの自宅に救急車が急行。しかし発見された際にすでに死亡していたという。英Sky Newsがエイミーの死を速報、ロンドン警察がこれを認めた。死因はまだ不明で、発見されたときの状況など詳しいこともまだ発表されていない。

エイミーはその3日前には、彼女のレーベルからデビューさせたディオンヌ・ブロムフィールド(Dionne Bromfield)のiTunes Festival出演のステージにサプライズ登場。共に“Mama Said”をパフォーマンスしたばかり。この訃報にプロデューサーのマーク・ロンソン(Mark Ronson)は、「彼女は私にとって音楽におけるソウルメイトだった。そして妹のような存在だった」「人生でもっとも悲しい日だ」との声明を発表。また、同じく彼女をプロデュースしていたサラーム・レミ(Salaam Remi)は、Twitter上で「とても、とても悲しい日だ。素晴らしい友人、そして素晴らしい女性を失った」とコメントした。エイミーの父ミッチ(Mitch)はニューヨークへ向かう飛行機に乗っており、離陸発進時に機内で一報を聞いたという。

エイミー・ワインハウスは薬物やアルコールへの依存症とそれによる奇行でトラブルが絶えなかったが、リハビリ行きを勧める周囲と自身のやりとりを自虐的に描いた“Rehab”で世界的にブレイク。実際に自身もリハビリ施設に入り、復帰を目指していた。昨年から、自身3枚目となる待望の新作レコーディングに本格的に取り組み、また今年に入ってブラジル・ツアーなどを成功させてきた。ロンドンで極秘に行われたシークレット・ライブでは新曲も披露したとされ、その内容も絶賛されるなど本格復帰に期待がかかっていたが、先月のセルビア公演での失態からヨーロッパでの復帰ツアーを延期。つい先日も、リハビリ施設に入っていたという。このあまりに突然の訃報に、各界から驚きとその早すぎる死を悼む声が寄せられている。(s)

ニュース提供:bmr.jp

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