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ナズ、リンゴ・スター、コステロらがアフリカ支援
(08/01)
ナズ(Nas)や元ビートルズのリンゴ・スター(Ringo Starr)、エリック・クラプトン(Eric Clapton)らが、ユニセフ(国際連合児童基金)を通じて、‘アフリカの角’と呼ばれるアフリカ東部の半島地域の子供たちの支援する資金集め及び啓蒙活動に参加することを表明した。

これは、故ジョージ・ハリスン(George Harrison)の妻オリビア(Olivia Harrison)がユニセフを通じて設立した『ジョージ・ハリスン基金』による“Month of Giving”という活動。ジョージ・ハリスンが、友人でありノラ・ジョーンズ(Norah Jones)の父でもあるインド人シタール奏者ラヴィ・シャンカール(Ravi Shankar)の呼びかけに応じ、内戦と洪水災害に苦しむバングラデッシュ難民のために1971年に開催した支援コンサート“Concert for Bangladesh”から今年で40周年にあたる。これを記念して、ジョージ・ハリスン基金が7月27日にまず100万ドルをUNICEFに寄付。‘アフリカの角’への支援活動キャンペーンを開始した。ナズ、リンゴらに加えエルヴィス・コステロ(Elvis Costello)、ボブ・ディラン(Bob Dylan)から白熱のギター・デュオ、ロドリゴ・イ・ガブリエラ(Rodrigo Y Gabriela)らまでがサポーターに名を連ねている。基金ではまず“Concert for Bangladesh”の音源をiTunesで発売し、さらにそのライブ映像をストリーミング配信。FacebookおよびTwitterといったSNSを通じて全世界に同地域の窮状を訴え、幅広く支援を呼び掛けるとのこと。

ソマリア全域とエチオピアの一部などが含まれる‘アフリカの角’は、民族及び宗教的構成の複雑さから紛争が絶えないところで、さらにWFP(国連世界食糧計画)から干ばつによる食糧価格高騰やそれに伴うトラブルが一段と状況を深刻化させているとの報告も出されている。(t)
(photo by woop)

ニュース提供:bmr.jp

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