(08/02)
突然の訃報からわずか1週間足らずで‘未完のサードアルバム’発売の可能性が取り沙汰されるなど、改めてその音楽性が評価されている故エイミー・ワインハウス(Amy Winehouse)。世界にエイミーの存在を知らしめたセカンド・アルバムで、現在のところオリジナル・アルバムでは最後の作品となっている“Back To Black”が、今週再び英アルバムチャート1位を獲得。先週の59位から一気にトップへと躍り出た。2006年10月リリースの同作は2007年1月と3月に同チャート1位を獲得、これで3度目の1位獲得。
また、発売当時は最高13位だったデビュー作(2003年)“Frank”も5位に再浮上し、所属レーベルIslandが、これら1st/2ndアルバムを2枚組として発売されたパッケージ(日本盤未発売、輸入盤は廃盤扱い)も10位にランクインするなど、エイミーのアルバム3タイトルが同時にTop 10入りを果たしている。同様にシングルも、8位の“Back To Black”を筆頭に、“Tears Dry On Their Own”(27位)、“Rehab”(29位)、“Love Is A Losing Game”(33位)、“You Know I'm No Good”(37位)と5曲がTop 40入りしている。
先週金曜日には、父ミッチが、生前エイミーが暮らしていたアパート前に集まったファンに、彼女が生前着ていたTシャツを配ったことが伝えられている。また依然として不明のままのエイミーの死因だが、家族はドラックの過剰摂取だとは信じておらず、医者から徐々に減らすように言われていた飲酒量を、中途半端を嫌ったエイミーが一気に断酒したための一種のショック症状にエイミーの体が耐えきれなかったためと思っているという。先の遺体解剖でも死因が特定されなかったため、現在、警察は最長で4週間ほどかかるという毒物検査を行っているとのこと。(t)
ニュース提供：bmr.jp
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