
(08/03)
ミュージック・ビデオなどでもその怪演ぶりが光るシンガー/ラッパーのシー・ロー(Cee Lo Green)が、負けず劣らず濃いキャラクターの持ち主、レイクウォン(Raekwon)の父親となることが発表された。
これは、レイクウォンが準備を進めている彼自身の伝記映画“C.R.E.A.M.”における話で、父親役のキャスティングにシー・ローが決定したというもの。レイクウォンがXXL.comに語ったところによると、この映画は現在、脚本の60%ほどが完成しており、直接電話でこの父親役を依頼したところ、シー・ローはふたつ返事で引き受けたという。そのほかの配役は検討中で、ザ・クール・キッズ(the Cool Kids)のラッパー、チャック・イングリッシュ(Chuck Inglish)が青年時代のレイクウォン役の候補として浮上、交渉が進んでいるとのこと。
レイクウォンもメンバーであるウータン・クラン(Wu-tang Clan)の名曲からタイトルをとったこの映画、当然ながらその他のウータン・メンバーも登場するはずだが、問題は彼らが主要メンバーだけでも9名いること。チャック同様に若手ラッパーを採用するキャスティングとなれば、出演アーティストはかなりの人数に及ぶことになる。映画そのものが完成するかどうかもまだわからない段階ではあるが、もしこれが実現すれば、単に「レイクウォンの映画」というだけではなく「若手ラッパー総出演のヒップホップ映画」として楽しめる可能性もありそうだ。
(photo: Raekwon by Julio Enriquez)
ニュース提供:bmr.jp
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