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元デスチャのミッシェル、「ダンス・サウンド」を諦める?
(08/05)
2011年はビヨンセ(Beyonce)、ケリー・ローランド(Kelly Rowland)に続いて新作発表を控えている元デスティニーズ・チャイルド(Destiny's Child)のミッシェル・ウィリアムズ(Michelle Williams)が、その新作の方向性について語った。

先日、ニューアルバムからの新曲“Love Gun”の音源が公開されたミッシェル・ウィリアムズ。その新曲は、前作同様にハウスやエレクトロの要素を持つ‘ダンス’な曲で、ニューアルバムについても以前にはケイティ・ペリー(Katy Perry)やナターシャ・ベディングフィールド(Natasha Beddingfield)の名を挙げて「ポップ」を目指すとしていたが、まだ方向性は決めきれていないようだ。彼女は音楽サイトtheBoomBox.comのインタビューで、“Love Gun”について「あの曲はアクシデントみたいなものなの。元々特に方向性を決めずに遊びながらレコーディングしていたときに出来た曲だったから。みんなが気に入ってくれて嬉しいけど、でもあの曲が次のアルバムの方向性になるかは残念だけどまだ決めてない」と述べ、当初の‘前作に続くダンス・アルバム’という構想を考え直している模様。また自分がゴスペル育ちであり、生演奏の音楽に触れて育ったことに触れ、「アデル(Adele)がすごく好きなの。彼女がリアル・ミュージックを発表して、それがこんなにもすごい成功を収めたことを私がどれだけ喜んでいることか。揺り戻しは来ているし、私もそういう部分を切り捨てたくない」と話し、「では次のアルバムでは楽器の生演奏もあるわけですね?」と訊かれ、「もちろん!」と即答するなど、これまでのダンス・サウンドとは真逆の方向性も真剣に検討しているようだ。

またこのインタビューでは、知性派ラッパーのタリブ・クウェリ(Talib Kweli)とすでにレコーディング済であることを公表。ハイ・テック(Hi-Tek)のプロデュースによるタリブの新作用の楽曲で、彼のほうから共演話が来たのだとか。意気投合したとのことで、ミッシェルは自分のアルバムでも彼との曲を入れたいと語っている。

なお、さまざまな方向性を試しているというミッシェルだが、ニューアルバムの発売時期について「正直いってまだ分からない」と率直に語っている。一部では公式1stシングルが9月までに、アルバムは冬に発売予定と報じられている。

ニュース提供:bmr.jp

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