(08/09)
1998年にブラック・スター(Black Star)としてアルバムを発表、その後それぞれにソロ・ラッパーとしての活動に勢いをつけたモス・デフ(Mos Def)とタリブ・クウェリ(Talib Kweli)が、マッドリブ(Madlib)のプロデュースという新曲を公開した。
モス・デフがFacbookを通じて発表したこの曲は、アフロ・ファンクに短信音を重ねたようなトラックの上でモスがラップ、それに続いてタリブが入ってくるところで切れる2分ほどの音源で公開された。音源そのものは音楽クラウドサービスのSoundCloud上に8月1日頃にすでにアップされており、曲のタイトルは無題となっている。音源の最後にはファットマン・スクープ(Fatman Scoop)によるJ.ロック(J. Rocc)へのシャウトが入っているため、人気DJであるJ.ロックによるミックスまたはラジオ・ショウで披露されたか、あるいは今後される予定のものではないかと推測できるが、詳細は一切不明。
ブラック・スターは98年にシングル“Defenition”のヒットを生み、また、カリスマ的魅力を放つモス、地味ながら堅実なキャリアを継続しているタリブ、とそれぞれが活躍を続けているため、再結成が期待され続けているデュオ。北米各地を巡るヒップホップ・フェスのRock the Bellsでは、今年ブラック・スターの再結成ライブが予定されており、同フェスへの出演だけでなく、関連イベントとしてライブハウスのHouse of Bluesで開かれる単独公演も複数回行われる予定。そのため今回発表された新曲がブラック・スターの新作へとつながるのか、ファンには気になるところだ。
ニュース提供：bmr.jp
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