
(08/11)
2009年の制作開始から、所属レーベルInterscope Records側との紆余曲折を経てようやくリリースに漕ぎつけたラッパーのゲーム(Game)のニューアルバム“The R.E.D. Album”のトラックリストと収録曲を紹介する予告映像が公開された。
全21曲入りとなる“The R.E.D. Album”は、2005年のデビュー作以来久々に重鎮ドクター・ドレー(Dr. Dre)をエグゼクティヴ・プロデューサーに迎えており、ドレーはイントロとアウトロを含めた全体のナレーションをしているのに加えて、“Drug Test”では盟友スヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)らと共にゲスト参加と、アルバム全体に深く関わっている。他にもゲスト・アーティストには、西の大御所E-40からリル・ウェイン(Lil Wayne)、ドレイク(Drake)、ビッグ・ボーイ(Big Boi)、リック・ロス(Rick Ross)、ヤング・ジージー(Young Jeezy)、さらに今年の注目株タイラー・ザ・クリエイター(Tyler, the Creator)や新人のケンドリック・ラマー(Kendric Lamer)などが参加。シンガーでもクリス・ブラウン(Chris Brown)やマリオ(Mario)にネリー・ファータド(Nelly Furtado)の名前まであり、まさにオールスターズといった豪華なアーティストが華を添えている。この新作“The R.E.D. Album”は、全米で8月23日の発売(日本盤は9月14日発売予定)となり、リリース直前ということで各曲30秒ずつ、総計10分半にも及ぶ予告編映像を公開し、さらに期待を煽っている。
なお、ジェイ・Z(Jay-Z)とカニエ・ウェスト(Kanye West)の新曲“Otis”を聴いて、先月末にいち早くジェイ・Zを批判する“Uncle Otis”を発表していたゲームだが、彼らのコラボ・アルバム“Watch the Throne”の感想をラジオ番組で尋ねられると、「10点満点で7点だな。もっともそのうち6点はカニエに対しての評価だ(笑)」とコメント。もっとも、「ジェイ・Zを憎んでいるわけじゃないんだ。デビュー作から全部持っているくらいだ」「俺のアルバムが“Watch The Throne”に勝てると思ってない。気にする必要ないんだよ。なぜかって? あのアルバムを聴いたか?」と比較されることに対し予防線を張りながらも、「でも“The R.E.D. Album”はしっかり作ったよ」とその出来にも自信を見せている。(t)
“The R.E.D. Album” tracklisting:
01. Dr. Dre (Intro)
02. The City feat. Kendrick Lamar
03. Drug Test feat. Dr. Dre, Snoop Dogg, & Sly
04. Martians vs. Goblins feat. Tyler, the Creator & Lil Wayne
05. Red Nation feat. Lil Wayne
06. Dr. Dre 1 (Interlude)
07. Good Girls Go Bad feat. Drake
08. Ricky
09. The Good, The Bad, The Ugly
10. Heavy Artillery feat. Rick Ross & Beanie Sigel
11. Paramedics feat. Young Jeezy
12. Speakers on Blast feat. E-40 & Big Boi
13. Hello feat. Lloyd
14. All the Way Gone feat. Mario & Wale
15. Pot of Gold feat. Chris Brown
16. Dr. Dre 2 (Interlude)
17. All I Know feat. Luu Breeze
18. Born in the Trap
19. Mama Knows feat. Nelly Furtado
20. California Dream
21. Dr. Dre (Outro)
ニュース提供:bmr.jp
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