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ニッキー・ミナージュ、女性ラッパーとして9年ぶりの記録達成
(08/13)
デビュー作“Pink Friday”が米国だけでも150万枚超の大ヒットとなったニッキー・ミナージュ(Nick Minaj)、第7弾シングル“Super Bass”が、米Billboardシングル総合チャートHot 100で今週3位を獲得。これが単独女性ラッパーとしては、ミッシー・エリオット(Missy Elliott)の“Work It”(2002年)が2位になって以来のTop 3入りとなった。

これまで女性ラッパー単独の曲でポップ・チャート1位を獲得したのは、ローリン・ヒル(Lauryn Hill)の“Doo Wop (That Thing)”のみで、他のTop 10入り曲は、ミッシーの“Get Ur Freak On”、M.I.A.の“Paper Planes”などわずか5曲のみ。女性ラッパーの一時代を築いた感のあるフォクシー・ブラウン(Foxy Brown)やリル・キム(Lil’ Kim)でさえ果たせなかったこのニッキーの記録に、所属レーベルYoung Money/Cash Moneyの設立者の一人ロナルド・ウィリアムス(Ronald “Slim” Williams)は「ニッキーは他の女性ラッパーとはひと味ちがうね。リル・ウェインと契約したときから我々は彼女の持つ‘武器’に気付いていた。女性ラッパーというより‘ポップスターがラップで成功した’という感じ」とのニッキー人気を分析するコメントを寄せた。

“Super Bass”は、“Pink Friday”のデラックス盤に収録され、現在190万件超のダウンロード数でダブル・プラチナ目前となっているほか、9月11日にはリアーナ(Rihanna)をゲストに迎えた“Fly”が第8弾シングルとしてリリース予定となっている。またブリトニー・スピアーズ(Britney Spears)とのツアー終了後には、真価が問われるセカンド・アルバムの制作に集中するとのことだが、「私にとって最高傑作は過去ではなく未来にあるもの。楽しみにしていて。大作になるわ」などと自信をのぞかせている。(t)

ニュース提供:bmr.jp

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