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コモン、引退も考えた? 自伝本で赤裸々告白
(08/17)
俳優/ラッパーとして活躍を続けるベテラン、コモン(Common)が自作のタイトルをそのままとった自伝本“One Day It'll All Make Sense”を9月に発売する。

ヒップホップ解説本を発表しているアダム・ブラッドリー(Adam Bradley)との共同執筆の形で進められたこの自伝本は、昨年、出版が発表された時点では6月発売とされていたが、表紙のデザインと合わせて9月13日発売と発表された。タイトルにもなっている“One Day It'll All Make Sense”は1997年にコモンがリリースしたサード・アルバムで、息子が誕生したことをきっかけにした曲が収録されるなど、プライベートと関係したシリアスなメッセージで知られる作品。そのタイトルを受け継ぐ自伝では、幼少期の話から、ラッパーとして成功をつかみ、そして俳優としても認められるまでの彼の半生が綴られているという。

赤裸々に語られるこの自伝の中では、いまではシングル・バージョンが定番曲となった“Take It EZ”などを収録したデビュー・アルバム“Can I Borrow A Dollar?”が当初はたったの2,000枚ほどしか売れず、リリース後は‘ほぼ引退状態’であったことも告白。娘の存在、親友のカニエ・ウェスト(Kanye West)、そして過去に交際していたエリカ・バドゥ(Erykah Badu)についてまで、俳優/ラッパーだけでなく、ひとりの男としての彼が描かれている。この自伝本“One Day It'll All Make Sense”は9月13日発売予定。現在のところ、国内で翻訳本が発売される予定はない。

なお、Warner Bros. Recordsへの移籍を発表、ラッパーとしての活動のほうも気になるが、先日、制作中のニューアルバムからの1stシングルで、あのナズ(Nas)との共演ということで大きな話題になった“Ghetto Dreams”のミュージックビデオを発表している。

ニュース提供:bmr.jp

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