
(02/18)
カニエ・ウェスト(Kanye West)のグラミー受賞曲"Jesus Walk"を共作したことで一気に知名度を上げ、そのカニエやDJ/プロデューサーのマーク・ロンソン(Mark Ronson)らのバックアップを受け2006年に"Blue Collar"でメジャーデビューを果たしたシカゴ出身のラッパー、ライムフェスト(Rhymefest)のセカンドアルバム"El Che"が5月18日にリリースされる運びとなった。
今作は、ストリートファッションブランドDangerous Negro傘下のdN/Be Entertainmentとシカゴを拠点とするRosehip Recordsからのインディリリースとなるが、本人は「芸術性やリリックの巧みさ、オリジナリティだけを評価されるのではなく、ヒップホップやブラックのコミュニティでの大義を追求するため」と、社会派の彼ならではコメントを寄せている。この作品は"El Che"というタイトルにも革命家チェ・ゲバラ(Che Guevara)の名を冠している通り、社会的メッセージの強い内容になっている模様で、これがメジャーレーベルからのリリースに至らなかった原因のひとつと思われる。
16曲入り同作のゲスト/プロデューサーには、リトル・ブラザー(Little Brother)、サイゴン(Saigon)、グレン・ルイス(Glen Lewis)、スクラム・ジョーンズ(Scram Jones)、エス・ワン(S-1)など名前がクレジットされているほか、同じく5月18日にはファンサービスとしてミックステープアルバム"Dangerous"が無料配信される予定。(t)
ニュース提供:bmr.jp
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