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「世俗引退」のモンテル・ジョーダン、ゴスペルで復活!
(08/26)
全米ナンバーワンヒットを持ち、グラミー賞ノミネートも受けるなどの人気を誇りながらも、2010年12月31日をもって「R&Bシンガー」を引退したモンテル・ジョーダン(Montell Jordan)がゴスペル・アルバムを来月発表することがわかった。

全米1位のヒットとなった95年のデビュー曲“This Is How We Do It”で知られ、またソングライター/プロデューサーとしても大ヒットを記録したデボラ・コックス(Deborah Cox)“Nobody's Supposed To Be Here”などを生んでいるモンテル・ジョーダン。ビヨンセ(Beyonce)主演の『ファイティング・テンプテーションズ』でコミカルな演技を見せるなど俳優としても活躍していたが、「R&Bレコーディング・アーティストとしてこの音楽業界から引退する」と発表し、今年の1月1日から、ジョージア州ノークロスにあるVictory World Churchという教会に牧師としてフルタイムで従事、「私はこの人生をすべて我が主への奉仕に捧げる」と宣言していた。

世俗音楽であるR&Bアーティストとしての引退という点を強調していたモンテルだったが、やはりゴスペル・ミュージックで活動を再スタートさせた。彼はナイジェリアのライフ・スタイル誌Yadamagの取材で、ゴスペル・デビュー作“Shake Heaven”を9月20日にリリースすると発表。表題曲となる“Shake Heaven”はミュージック・ビデオを公開、iTunesなどでもデジタル・リリース済み。しかし伝統的なゴスペル作品とは異なり、流行のエレクトロ要素を取り入れたサウンドに仕上がっており、さすがは「元R&Bプロデューサー」といったところ。レーベルは、自身の従事する教会Victory World Churchに由来すると思われるVictory World Musicとなっている。また、このアルバム“Shake Heaven”をライブ・アルバムのリリースも予定しているようで、そのレコーディングを11月11日のライブで行うとしている。(s)

ニュース提供:bmr.jp

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