(09/07)
現在、ヒップホップの祭典Rock the Bellsツアーで95年の出世作“The Infamous”の全曲パフォーマンスに臨んでいるラップ・デュオ、モブ・ディープ(Mobb Deep)が、2日、彼ら自身のレーベルInfamous RecordsとSony傘下のRED Distributionとの配給契約が成立したことを発表した。
モブ・ディープとしてLoud Records、Jive、G-Unitなど複数のレーベルを渡り歩いてきたプロディジー(Prodigy)とハヴォック(Havoc)は「この業界に20年近くいる我々にとって自分たちの手で事を成すことは必然の流れだ。モブ・ディープというブランドにとってREDは完璧な存在だ。自分達で骨組みを作っていく準備はできているぜ」、｢俺たちはファンを理解しているから、ファンがモブ・ディープに何を求めているかも分かっている」などとコメント。
この契約によるリリースとなる新作については「ほとんど完成している。ひと言でいえば素晴らしい出来だ。俺たちが経験したリアルな人生、すべてを盛り込んだ」などと語っており、年内か2012年早々にはリリース予定とのこと。4月には、10年振りにナズ(Nas)をゲストに迎えた“Dog Shit”をリーク。現時点では、同曲を手がけたハヴォックとアルケミスト(Alchemist)ほか、DJプレミア(DJ Premier)、シド・ロームス(Sid Roams)、J.U.S.T.I.C.Eリーグ(J.U.S.T.I.C.E League)、ゲストにはオッド・フューチャー(Odd Future)やリック・ロス(Rick Ross)、リル・キム(Lil' Kim)、ウィズ・カリファ(Wiz Khalifa)などの参加が伝えられている。
またプロディジーはソロでの作品発表も続いており、“It's a Body”のミュージック・ビデオも発表したばかり。(t)
(photo by HaykMinashan CC BY-SA 3.0)
ニュース提供：bmr.jp
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