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ファレル全面プロデュース、グロリア・エステファン新作詳細!
(09/16)
これまで7つのグラミー授賞に輝くキューバ出身の「ラテンポップの女王」、グロリア・エステファン(Gloria Estefan)が、ネプチューンズ(the Neptunes)のファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)に全面プロデュースを任せた新作をまもなく発売する。

英語作品としては2003年の“Unwrapped”以来となる7年ぶりのニューアルバム“Miss Little Havana”は、マイアミ・サウンド・マシーン(Miami Sound Machine)時代の代表曲“Conga”などこれまで彼女を支えてきた夫エミリオ・エステファン(Emilio Estefan Jr.)ではなく、ファレル・ウィリアムスが総合プロデュースを務めることが大きな話題を呼んでいる。本編の全曲はファレルがプロデュース/グロリアが共同プロデュースという形となっており、ファレルは、「ただいい音楽を作り続けていたいというだけ……これは自分にできるラテン音楽への貢献なんだ」と語っている。

この新作“Miss Little Havana”で、グロリアは“Conga”などのような‘踊れるラテン’という自分のルーツへの回帰をコンセプトにしているとのことで、ファーストシングルとなる“WEPA”も、マイアミ・サウンド・マシーンを現代的にアップデートしたようなアップテンポの曲になっており、リミックスではピットブル(Pitbull)がゲストに迎えられている。「ダンスは、年齢やバックグラウンド、社会的な立場など関係なく、みんながひとつになれるもの」と熱く語るグロリアのこの新作には、フィリー・ディスコ風という“Right Away”、バイーアのサンバ風という“I Can't Believe”、クンビア風の“So Good”など様々な‘踊れる’音楽が聴ける模様。またトライバルなアフリカン・ビートという“On”では、ハイチのブラック・ダダ(Black Dada)がラップ、グロリアはクレオール語で歌い、グロリアの娘のギター・ソロまで登場するという。

また、米大型小売りチェーンのTarget限定となるデラックス盤には夫エミリオが手がけるボーナストラックが収録され、中にはジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)に提供したヒット曲“Let's Get Loud”のセルフカバーもあるとか。

Universal Music GroupのVerve Forecastに移籍しての第一弾となるグロリア・エステファンのニューアルバム“Miss Little Havana”は9月27日発売の予定。北米では基本的にデジタル販売のみとなり、CDでのフィジカル・リリースはTargetのみとなる。日本でのリリースは今のところ未定。(s)

ニュース提供:bmr.jp

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